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【大喜利のお題を選んで小話を書き殴る50】ルフィが決して言わない言葉とは?

※この記事では浦沢直樹による漫画作品『本格科学冒険漫画 20世紀少年』のネタバレを若干含んでおります。


さて、昨日に引き続き、日曜日アニメの黄金タイムに名を連ねた、日本を代表する大人気アニメ作品がお題です。その名も・・・「ワンピース」!!

さすがの私も、「ワンピース」であれば初期のアニメはそれなりに見ていた記憶があります。とは言っても、一番良く覚えているのが「ビビ」編、その次に鮮明な記憶が「ロビン」が登場したあたり、最後らへんの記憶では「そげキング」が登場したり、最初の船が壊れそうになったり、「ロビン」を取り戻すために仲間が奮闘したりしてました(順不同。そんなに詳しくないので、ファンの方々怒らないでください・・・)。要するににわか視聴者なのです。最近では単行本がもうすぐ100巻までいくみたいですが、個人的には今から読んでも様々な設定に追いつける気がしないので、「この人の記憶ちょっと古い?」と思いながら読んで頂ければ幸いです。

「ルフィが決して言わないこと」ってどんなニュアンス?

このお題についてまず思うのは、彼は漫画の主人公であり、もちろん公序良俗に反するような答えは出せない、ということです。いきなり極端な答えを出すのではなく、ルフィがどんな人物か理解したうえで、彼の特性から意外性のある答えを導き出すのが良いと思います。

そういうわけで、ルフィという人物に関するウィキペディアに迫ります。

底抜けの楽観主義者。後先を考えない行動が「自身の危険」「周囲の怒り」を招くこともしばしばあるが、どのような困難にも臆さず立ち向かう姿勢には、好感を抱いている人間も少なくない。
大の冒険好き。「夢・信念・仲間」のためなら死をも恐れない。
非常に好奇心旺盛で、人並み外れた行動と思考力の持ち主。周囲に半ば呆れられながらも、作中屈指の大物たちには器が大きいと認められ、出会った人間の多数から無類の好感を抱かれている。
自分が間違っていたと分かれば、その非を認めてすぐに謝罪するなど、思考には柔軟性がある。犠牲を出る事を嫌うネフェルタリ・ビビに対しては「それでも人は死ぬぞ」と厳しく指摘した上で自分を頼るよう手を差し伸べるなど、理想ばかりではなく過酷な現実を直視する覚悟とそれでも諦めない責任感を合わせ持っている。
ルフィの心理を描写するモノローグは一切使用されていない。これは作者のポリシーとしてルフィが読者に対して常にストレートな男である為に「考えるくらいなら口に出す・行動に移す」ということを徹底させてあるからである。

出典: モンキー・D・ルフィ フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

なるほど・・・「底抜けの楽観主義者」という表現が本当にぴったりですね。ルフィは自由人で、曲がったことが大嫌いで、何事にも臆さず突き進むことができる、組織のリーダーにふさわしい存在なのですね。

ルフィと対照的な性格とは?

ルフィとは対極的な性格となる人物の特性を仮で箇条書きにしてみました。

・中途半端な悲観主義者
・慎重すぎる行動のせいでなかなか仲間や友達を作ることができない
・困難なことからすぐに逃げ出してしまう
・その臆病さに、逆に好感を抱いている人間も少しはいる。
・何よりも自分の命が惜しい
・物事にあまり関心がなく、無難な行動しかとらない。

これは・・・初見ではなんと嫌なやつだろうと感じるかもしれません。しかし、現実世界においては、圧倒的にこちらの方がイメージしやすいのもまた事実。

こういう漫画の主人公、現にいますからね。例えば「20世紀少年」の主人公、ケンヂなんかまさにそうです(色々な事件が起こり続けてようやく、途中で覚醒して奮起もしますが、それでもルフィのようにはなれていないし、最後まで幼少期に犯した自身の罪を引きずっています)。

ウィキペディアってネタバレの宝庫ですよね・・・。「20世紀少年」みたいなミステリー要素のある作品を検索する場合、意図せずネタバレしてしまうこともあると思うので、「20世紀少年」を読んだことがない人は、ウィキペディアを見る際はお気を付け下さい。

物語序盤のケンヂは散々な目に遭います。友人をなくし、家を焼かれ、世界を救うために立ち上がり奮闘したにもかかわらず、前半の最後には、「世紀の大悪人」と消えない汚名を着せられてしまう・・・現代人であればこの作品は本当に、一度は読んでおいた方が良いと思います。世の中で起こる物事の大半は、どちらかだけが悪になることなんてないし、真実を全て知る人物なんていないし、正義が必ず暴かれるわけでもない。そんな当たり前のことをまざまざと思い知らされるような展開の中にある一筋の光、カンナと仲間たち・・・ぜひ読んでみてください!!

さて、そんなケンヂの名台詞を見てみましょう。

「まあな……だから、今度はちゃんとプロポーズするよ」
「別にいいけどさ……友達なんてなろうって言ってなるもんじゃないぜ」

出典:面白過ぎるSF活劇の金字塔!20世紀少年の名言&名シーン15選!  TiPS

うわ~~~!!ルフィは絶対に言わなさそう・・・!!!す、すごい!!!

一つ目のやつは、そもそもルフィが色恋とはほとんど無縁そうなのと、それでも結婚したくなったら「ドラゴンボール」の孫悟空みたいに「結婚すっか!」くらいの軽いノリでやってそうな気がするんですよね・・・(いや、ルフィの事はよく知らないので、イメージ間違っていたらすみません。深く突っ込まないでください・・・)。

二つ目のやつとか、ルフィだったら

「今日からお前は俺たちの仲間だ!!!(ドン)」

ってやってるところですよ!

ってうか、ケンヂだってそうやっていれば世界は救えたのかもしれませんね・・・。やはりルフィは天性のリーダーなのですね。


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