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【大喜利のお題を選んで小話を書きなぐる51】ダイソンの掃除機の新たな画期的な機能を教えてください

さて!節目の50回を超えまして・・・本日はなんと51回目の更新です。

今まで頼っていた大喜利お題メーカーのネタが尽きてきたので・・・本日より、新しい出題元からお題をもらっています。これにより、難易度が変わってきてしまったらどうしよう。ちょっとドキドキしつ引いた本日のお題は・・・「ダイソンの掃除機」です!

なんか、ちょっと前に掃除機の話やりましたね。大喜利というのはモチーフがかぶりがちなのだろうか・・・?

「ダイソンの掃除機」といえば

「ダイソンの掃除機」といえば、コンセプトが有名ですね。一応、私は企業でデザイナーとして働いているのですが、「ダイソン掃除機」のコンセプトといえば、コンセプト設計に関するノウハウ記事に必ずと言っていいほどでてきます。例えばこの記事。

ダイソンの商品コンセプトは、「吸引力の変わらない、ただひとつの掃除機」です。紙袋を利用した掃除機は、目詰まりを起こしてしまうため、利用しているとだんだん吸引力が落ちてしまいます。そんな時、ダイソンの掃除機は、紙袋を利用しないため吸引力が落ちません。通常の掃除機よりもゴミを多く収集すると強調しているわけではありませんが、吸引力が変わらないという強力なキャッチコピーが自然とそのようなものを連想させる効果があります。そして、最後にただひとつの掃除機とつけることで、限定性がしっかりとアピールされています。顧客の誰もが「ダイソンの掃除機を購入しなければ、本当の効用を実感することができない。」と考えたでしょう。

出典:届けたい人に届く商品コンセプトの考え方 leadPlus

「ダイソンの掃除機」というブランドのコンセプトは「吸引力の変わらない、ただひとつの掃除機」です。つまり、今回のお題の回答はここから大きくブレないものでないといけません。お題は「新たな画期的な機能を教えてください 」とのことなので・・・これ、ほぼ新商品開発ってことになりません・・・?画期的な新商品のアイデアをパッと思いつけるのであれば、きっと私は天才です。大喜利ってこんなレベルの高いお題にチャレンジするのか・・・。

「吸引力の変わらない、ただひとつの掃除機」の新たな画期的な機能とは?

我が家では「ダイソンの掃除機」のような高級家電は扱っていないため、まずは既存の「ダイソンの掃除機」について調べます。現時点でどんな画期的な商品・機能が生まれているのでしょう・・・?

イギリスの電気機器メーカー・ダイソンは、プロダクトデザイナー、ジェームズ・ダイソンによって1993年に設立されました。1978年、以前から使っていた掃除機の吸引力がすぐに低下することに不満を持っていたジェームズは、製材工場にあった木くずと空気を分離するサイクロン装置を見て、これを掃除機にも応用できるのでは、とひらめいたのです。
「サイクロン式登場以前までの掃除機は、吸引と排気の途中に紙パックが挟まる、いわゆるフィルター式でした。そこに現れたのが、ゴミと一緒に吸った空気を旋回させて遠心分離することでホコリを取り除き、キレイな空気のまま外に出すというダイソンのサイクロン掃除機。その試みはすごく画期的でした。
サイクロン掃除機の特徴は3点。「吸引力がいつまでも落ちない」「部屋の空気よりも排気がキレイ」「紙パックの交換の手間・コストがかからない」。

出典:ダイソンの掃除機を全機種徹底比較! あなたへのおすすめを家電のプロが断言 GetNavi web編集部

なるほど・・・そもそも「サイクロン掃除機」が画期的であったということですね。「サイクロン掃除機」であれば紙パックが不要となり、吸引力は変わらず長持ちする。デザインも今までの掃除機と比べてスタイリッシュでおしゃれ。これは確かに、使う側として嬉しい機能ばかりです。

ちなみに、その特徴は以下の通り。

大きなゴミをとらえるナイロンフェルトと、微細なホコリを取り除くカーボンファイバーブラシを組み合わせた「ソフトローラークリーナーヘッド」や、固いナイロンブラシとソフトなカーボンファイバーブラシの2本のブラシによってカーペットに入り込んだ毛もかき取る「ダイレクトドライブクリーナーヘッド」など、工夫を凝らしたヘッドや付属ツールの種類の多さもダイソンの掃除機に共通する特徴といえます。

・大きなゴミをとらえるナイロンフェルト微細なホコリを取り除くカーボンファイバーブラシを組み合わせた「ソフトローラークリーナーヘッド」

・固いナイロンブラシソフトなカーボンファイバーブラシの2本のブラシによってカーペットに入り込んだ毛もかき取る「ダイレクトドライブクリーナーヘッド」

ちょっとよく分かっていないのですが・・・このように、ヘッド部分に工夫を凝らしていることが多いようです。

ダイソンの掃除機の新たな画期的な機能

ダイソンの掃除機に共通する特徴を調べてみましたが、残念ながら気の利いた回答が全然浮かんできません。どうしよう。

そもそもの始まりは「サイクロン掃除機」なのですよね。「紙パック要らず」で「排気がきれい」って、この時点で最強じゃないか・・・既存の掃除機にイノベーションが起きちゃっています。これを超えるアイデアあったら起業するわ!あ~~~、どうしよう。

続けて調べていると、「ダイソンからインスピレーションを受け製作されたバイク」を発見しました。無駄のないデザインがとってもクール!

これは「ダイソンの掃除機」から着想を得て作られた、「乗り物としてのバイク」なのですが・・・逆転の発想で、「乗り物から着想をえた掃除機」を開発してはどうでしょうか?

なにせ、日本では古来より「掃除機」を乗り物として扱う文化がありますからね!なんだその文化って?ソースはこちらです。

スネ夫のいとこ・スネ吉のスポーツカーに、ひとりだけ乗せてもらえなかった、のび太。家に帰ると、マンガ本は捨てられているし、テレビもこわれるし…と、ふんだりけったり。
 のび太をかわいそうに思ったドラえもんは、『無生物催眠(むせいぶつさいみん)メガホン』を取りだす。このメガホンでよびかけると、どんなモノにも催眠術(さいみんじゅつ)をかけることができるのだ。
 家の中のいろいろなモノに催眠術をかけてママをおこらせてしまった、のび太とドラえもん。「きみはスーパーカーだ!」と催眠術をかけた掃除機にまたがって逃げるが…!?

出典:7月2日(金曜日)「ぼく、骨川ドラえもん」「ドライブは掃除機にのって」

アニメドラえもん「ドライブは掃除機にのって」の回。

日本を代表する漫画作品「ドラえもん」の中でも、「のび太君はこれで納得がいくの?」と、妙に印象に残っているエピソードがこの回です。「かっこいいスーパーカーに乗りたい!」という願望は、「実家の掃除機にまたがる」ことで叶うものなのか・・・?今でも疑問です。

しかし、逆転の発送ならアリだと思うのです。ダイソンは「スーパーカーとしても乗れるサイクロン掃除機」を作った!でいかがでしょう?時速300キロメートル近く出せる掃除機があれば、一気に道路をきれいにすることができるはずです!サイクロン掃除機なら、排気も出ないはず・・・ワクワク!


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