お蔵入りした下書きを弔う
みなさんお疲れ様です。
カッとなって床を数回殴った翌朝、起きたら拳にアザができていた夏木です。
気になって床を調べてみましたが穴は空いてませんでした。
良かった。
さて先日、フォロワーのしろさんがこんな記事を書いてました。
しろさんはnoteの各種コンテストで何度も受賞をしているプロコンテスターです。
彼は「受賞する文章のコツ」を心得て書くことができる人なので、賞を取ることを目的としている方はゼヒ受賞作品を参考になさってください。
個人的にはコンテスト用の優等生な記事より、ふざけ倒した記事のほうが好みなんですけどね。
コメント欄での私の無茶振りに応えて書いて下さった記事。
電車の中で読むと笑いをこらえるのが大変なのでご注意を。
話を戻しまして。
彼は酔った勢いでnoteを書き始めることが多く、おかげで翌朝確認すると意味不明なタイトルの下書きが溜まっているそうで。
実は私も全く同じで、深夜に酒の回った頭で走り書きをし、シラフになってから見直して「これは一体…」と愕然とするのです。
というわけで今回は私の下書きの中から、どう処理していいか分からない記事のタイトルをご紹介します。
・「父が思う乳」
みなさんお気付きかどうか分からないが、私はnoteで父親について一度も書いていない。
これは偶然ではなく意図的なのだが、よりにもよって下ネタでnoteデビューさせようとしていたのだろうか。
なお、どういう理由でこんなタイトルを放り込んだのか不明だが、ダジャレを考えていただけの可能性もある。
・「第21回精子飛ばし選手権」
一体どんな精神状態だったら人間はこんなタイトルを付けられるのだろうか。
もう大抵のことでは動揺しないつもりだったが、朝起きてこのタイトルを見た日は本気で我が目を疑った。
おそらくガキ使の「チキチキ!第〇〇回△△選手権」とかを見た日だったのだろう。
いやそれにしても精子飛ばしって何だよ。
・【ショートショート】金木犀
寝る前などにふと物語を思いついて、とりあえずタイトルだけでもと下書きに放り込んでおくことがある。
これもそうした案のひとつなのだが、一体どんなストーリーだったのか全く思い出せない。
それはまあよくあることとして。
問題なのはこの「金木犀」というタイトルだ。
実は私は金木犀の香りを嗅いだことがない。
正確に言えば無意識に何度か嗅いではいるはずなのだが、明確に「これが金木犀の香り」と意識して嗅いだ覚えがない。
金木犀がどんな香りなのかも知らずに堂々とタイトルに据える不届き者。
・「ひとり〇〇に挑戦する」
世の中には「ひとり焼肉」や「ひとりカラオケ」など、複数人で楽しむことを前提とした行事にあえてひとりで挑む遊びがある。
いわゆる「おひとりさまチャレンジ」。
以前テレビ東京系列で放送されていた連続ドラマ「ソロ活女子のススメ」では、江口のりこ演じる主人公が「ひとり高級フレンチ」「ひとりラブホ」など、中々に高レベルなひとり遊びを楽しんでいた。
おそらくそうした「ひとり〇〇」にチャレンジしようとしていたのだとは思うが、肝心の題材が「〇〇」と記されていて、内容が全く思い出せない。
私は一体何に挑戦しようとしていたのか。
・ネトゲで知り合った男と「ペルソナ5」の聖地巡礼した話
これはタイトル云々の話ではなく、書くことを諦めた記事。
何故なら肝心の聖地巡礼写真のデータがスマホに残っていなかったのだ。
5年ほど前。
ゲームの舞台となった渋谷駅から三軒茶屋を真夏の炎天下、ヒイヒイ言いながら巡ったのは事実なのだが。
写真が無いと聖地巡礼記事として成り立たないのでお蔵入りに。
なおその男との付き合いは結構長く続き、知り合った当時独身だった彼は現在結婚して一児のパパとなっている。
出張にかこつけて未だに東京の私のところへ遊びに来るダメ人間だが、どこか憎めない。
いかがでしたでしょうか。
私は酔っている間の記憶がスコーンと抜け落ちていることが多いため、自分でも意味不明な下書きがたくさんあります。
みなさんに笑って頂ければこの記事たちも成仏できるというものです。
キッカケを下さったしろさん、ありがとうございました。
これからもフルスロットルな「しろさん構文」楽しみにしています。