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【旅レポ】伊豆高原旅行記・2日目

伊豆高原のちょっと贅沢なお宿に泊まり、温泉で日頃の疲れ(そんなに疲れてないけど)を癒やし、ぐっすり眠った1日目。

さて2日目は観光がメイン。
写真が多いのでスクロール長いですが、本文もちょっと多めの2500文字です。



朝食

旅館の朝食は豪華で品数が多いと相場が決まっているものですから、ある程度の予想はしていましたが。
ちょっとね、私は善積さんをナメていたみたいです。


湯豆腐


えぼ鯛の干物・卵焼き・お味噌汁


9種料理が乗ったお膳


デザートはわらび餅とフルーツ


量が多すぎて写真1枚にはとても収まりませんでした!
お膳の左下はお粥ですが、もちろん別出しで2合ぐらい入ったおひつのご飯もあります。
フードファイターか。

普段の生活では1日1食しか食べない私ですが、それには理由があります。
こういう時に腹がはち切れるまで食うためです。

夫が干物の身を骨から外してくれている間に熱々の湯豆腐からスタート。
私は焼き魚や蟹の身を剥がすのが大変苦手なので、こういう作業は夫が担当してくれます。
おかげで私もフードファイトに集中できるというわけです。

とにかくガンガン食べまくり、お粥に加えてお櫃のご飯を3杯おかわりしました。
どのおかずもめちゃくちゃ美味しかったです!

特に、甘さが際立つえぼ鯛にわさび漬けをトッピングして食べるとご飯がどんどん進みます。
デザートのわらび餅もしっかり完食。

ご馳走様でした。



サプライズプレゼント

「結婚記念日での利用」ということを事前に伝えてあったのですが、帰り際にお宿から素敵なプレゼントを頂きました。

山田錦のオリジナル日本酒

実は仲居さんとの会話で、さりげなく「結婚何周年ですか?」「普段もお酒は召し上がりますか?」などと聞かれていまして。
外箱にちゃんと名前+「結婚○○周年御祝い」と印字されてました!

温泉・料理・ホスピタリティの三拍子揃ったお宿です。
2名1室¥98,000也。
高級旅館の名に恥じない素晴らしいおもてなしを受けられますので、みなさんも特別な日にゼヒ。



伊豆高原ステンドグラス美術館

旅館を後にした我々は、北上しながら伊豆高原ステンドグラス美術館へ向かいました。

↑の公式サイトにwebクーポンがあるので、提示すると入館料大人¥1,200が¥1,000になります。
¥200あったらローソンのウインナー弁当買えますからね(税抜きだけど)。

イギリスのマナーハウスをイメージした造り


チャペル


チャペルは2つあり、それぞれでパイプオルガンとアンティークオルゴールの演奏を聞くことができます。
曲目は日替わりだそうです。

パイプオルガン

パイプオルガンのチャペルではピアニストの方が「アヴェ・マリア」「Time To Say Goodbye」「結婚行進曲」を生演奏。


100年前に作られたアンティークオルゴール

オルゴールのチャペルでは「主よ人の望みの喜びよ」「カノン」「くるみ割り人形・花のワルツ」を聞けたのですが、このオルゴールがすごい!

レコードのような盤面に譜面が彫られていて、一音一音が楽器の役割を果たしています。
回転させて櫛歯くしばに引っ掛かることで音が鳴るのですが、まるでオーケストラの演奏を聞いているかのような素晴らしさなのです!


マリア像とステンドグラスが美しい


すぐ隣は名門・川奈ホテルゴルフコース


泉で謎のダンスを踊る夫

TikTokにハマっているアラ還の夫が突然踊りだしました。
そっとしておこう…。

ステンドグラスだけでなく、クラシックも楽しめる素敵な美術館です。



起雲閣

さらに北上して、今度は熱海にある文化遺産・起雲閣へ。

海運王と呼ばれた内田信也の別荘として建てられ、その後に実業家・桜井兵五郎によって旅館となり、現在は熱海市指定有形文化財となっています。

太陽光を取り込める豪奢なサロン


素晴らしいお庭


文豪揃い踏み


太宰治が山崎富栄と泊まった部屋


熱海は数々の文豪に愛された土地で、この起雲閣にも多くの文人が足を運びました。
温暖な気候と温泉、そして静かな土地。

部屋に閉じこもって作品を書き続けるのに飽いたなら、すぐそこに温泉がある。
なんなら芸者も部屋に呼べる。
昭和の文豪たちに愛されるのも納得です。



熱海お土産騒動

伊豆高原旅行ではありますがイマイチ「映えるお土産」が見つからなかったので、お土産は熱海で買うことにしました。

みなさん知ってましたか?
熱海って今、若者の街なんですよ。



もうインスタグラマーの狩り場となっているわけです。
そんな中、私も妹に自慢するべくボンボンベリーのお店へ行ったのですが。

店前に50人ぐらい並んでました。

さすがGW。
さすが映えスポット。
私は並ぶことと待つことが大嫌いなので、早々に方針を変更しました。

湯河原に「住吉屋」がある。
湯河原ならきっと空いてる。

激混みの熱海を脱出し、私たちは湯河原へと向かったのです。



住吉屋


熱海市に本店がある、間違いない美味しさの住吉屋さんは湯河原にも店舗があります。
というわけで湯河原へ行ったみたところ。

人、少ねーーーー!!

ちょっと写真撮るの忘れちゃったんですけど、熱海の賑わいが嘘のような静けさでした。
いや、湯河原もいい温泉あるんだけどな…。
こんなに人気無いの…?

とにかく目的を達成するべく住吉屋・湯河原店でとろけるショコラを買いました。
もちろん店は空いてました。
温泉地格差ってすごいな…。



家に帰るまでが旅行

めちゃくちゃ混んでいる下り車線を横目に見ながら、私たちは一度も渋滞に巻き込まれることなく自宅に帰り着きました。

「あの人たち、夕食までに宿に辿り着けるのかなぁ…」
「無理なんじゃない?やっぱり日程は大事だよね」

渋滞にハマるファミリーを嘲笑う鬼畜夫婦。

さて自分へのお土産は伊豆高原でちゃんと買いました。

めっっちゃ辛い柿の種


わさびが効いた旨チーズ

お菓子じゃなくて酒のつまみってとこが私らしいですね。

素敵な旅館に泊まらせてくれた上に、往復約6時間にも渡って運転してくれた夫には感謝しかありません
こんな何もしない女を大事に扱ってくれて、いつもありがとうございます。

またしばらくお別れですが、本当に良い思い出になりました。
みなさんもゼヒ伊豆高原へ遊びに行ってみてください^^


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