【五輪】北京2022 大会13日目・お茶の間観戦記
みなさんそろそろオリンピック記事に飽きて来てませんか?
でもね、あと4日ですから。
さあ私と一緒に最後まで走り抜けましょう!
せーの、「パワー!!」
バイアスロン女子24kmリレー
各国4人で繋いでいくリレー形式です。
ひとり3周+伏射・立射を1回ずつ行います。
パシュートは装填弾5発のみですが、リレーでは+予備弾3発。
合計8発で5つの的を撃ち抜けばOKですが、弾切れになっても的が残っていたら、残った的1つにつき150m走の罰ゲームが課されます。
このペナルティがかなり曲者で、上位に着けていたノルウェーの第2走者が的を2つ残すという致命的なミス!
おかげで300m余計に走ることとなり、結果メダルを逃すという波乱も起きました。
優勝はペナルティ0で繋いだスウェーデン。
日本は周回遅れとなって17位でした。
バイアスロンはトップから周回遅れになった時点で競技を止めないといけないルールがあり、最後まで走ることができず残念…。
すごく面白い競技なので、もうちょい強化費が出るといいなぁ…と夢想してます。
カーリング女子・アメリカ戦
アメリカのセカンド、ベッカ・ハミルトンの圧がすごい。
2エンド、日本が棚ボタ3点スチール!
さらに4エンドの最終投、さっちゃんのドローをゆうみ&ゆりかが鬼スイープで最高の位置に持ってきました!
カーリングの氷上には「ペブル」という氷の粒が付いています。
このペブルをブラシで掃きまくることで摩擦熱が生じ、ストーンの距離を伸ばすことができるのです。
日本の2人のスイープ力はすさまじく、海外でも「クレイジースイーパー」と呼ばれています。
7エンド、相手に大量4得点を許してしまいますが、今日のロコは冷静でした。
その後のエンドで複数得点をきっちりと決め、10-7で勝利!
これで日本は5勝3敗となり、単独3位です。
しかし4位に着けているカナダ・イギリス・韓国の勝敗によって左右される可能性が高いので、自力で準決勝を決めるには次のスイス戦に勝たなくてはなりません。
相手は世界2位ですが、今日のようにしっかりと作戦を立て、コミュニケーションを密にして挑んでほしいです。
ショートトラック女子1500m
準決勝まで勝ち残った菊池純礼選手でしたが、転倒してしまい決勝には進めず…。
しかし転倒の原因が他選手にあったため、救済措置で順位決定戦に進出できました!
順位決定戦は8位から14位を決めるもの。
正直言って各選手のモチベーションが低いため、スタートからめちゃくちゃノロノロ進んでいきます。
やる気のなさがあからさま過ぎる…。
しかしここで純礼選手が勝負に出ます。
早い段階でノロノロ隊列から飛び出し、ひとり大外から全力で駆け抜けたのです!
サイレンススズカ並みの大逃げ。
他選手たちは体力的なリスクを考えて誰も追い掛けなかったため、ひとりだけ1周早い状態を保ってそのまま1位でゴールし、8位入賞!
さすが私のスミレ。
策士だわぁ…。
「入賞って意味無くない?」という方もいらっしゃるでしょう。
しかし意外と実用的な意味があるのです。
まずIOCから入賞者として名前が記録され、賞状がもらえます。
「賞状だけかよ!」と思われるかもしれませんが、JOCの委員になる条件として、明示はされていませんが入賞以上の実績者から選ばれることが多いのです。
特にマイナースポーツの選手にとって入賞は非常に大きな功績なので、ゼヒ祝福してあげてほしいと思います。
大会14日目の観戦予定
フリースタイルスキー祭り。
ノルディック複合は前回と同じく時間が繰り上がる可能性があります。
夜間の気温が低すぎて選手が危険だから、とのことです…。
そして色々大変な女子フィギュアの滑走予測時刻はこちらです。
ドーピング問題の渦中にあるカミラ・ワリエワが3位以内に入った場合、フラワーセレモニーとメダルセレモニーはありません。
このありえない状況で演技しなければならない選手たち、とにかく見守りたいです。
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