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【食レポ】銀座のピッツェリアに行ってみた

みなさんお疲れさまです。
「まん防」で溜まった外食欲を解き放つため、怒涛の勢いであらゆるレストランに突撃している夏木です。

今回は銀座のISOLA BLUイゾラ・ブルに行ってきたのでレポします。


ISOLA BLUイゾラ・ブル

銀座1丁目にある4階建てのピッツェリア&トラットリアです。
イタリア料理店は方針や格式によって冠名称が異なります。

【リストランテ】
高級レストラン。
ドレスコードあり。

【トラットリア】
カジュアルレストラン。
本格的なイタリア料理を手軽に楽しめる。

【ピッツェリア】
ピッツァ専門店。
専用の焼き窯がある。

【オステリア】
居酒屋。
ワインに合うおつまみメニューが豊富。

【バール】
バー。
飲みメイン。

上に行くほど高価格で下に行くほどリーズナブルですが、日本にあるイタリア料理店はそこまで厳格な規定がありません。
そのため、かなりお値打ちなトラットリアや強気な値段設定のオステリアもあったりします。

今回お邪魔したイゾラ・ブルは南イタリア料理店。
南イタリアはトマトや魚介を使った料理が中心なので、日本での「イタリアン」のイメージ通りのメニューが豊富です。


メカジキのカルパッチョ

「これは生ハムか…?」と思ってしまうほどにメカジキが薄いです…。
多分スライサーにかけているのでしょう。
チーズは大変美味しかったので、もう少しメカジキが厚かったらなぁと。


ムール貝のチーズパン粉焼き

ムール貝の味は悪くないのですが、パン粉の味が微妙。
乾燥パン粉のため、素材への密着感がありません。
ここはやはり生パン粉を使用してほしいところ。


桜海老とアスパラのピッツァ・しらすと青海苔のピッツァのハーフ&ハーフ

メニューには書かれていませんがハーフ&ハーフが可能なので、ご希望の場合は店員さんに聞いてみてください。

日本は宅配ピザの影響で「ピザ生地が分厚くないと食べごたえがない」と思われる方も多くいます。
しかし本来イタリアのピッツァはごく薄い生地がスタンダードで、1ピースをクレープのように折りたたんで食べる形式です。

熱々のピッツァは、さすがピッツェリア!と唸ってしまうほどの絶品
桜海老の香ばしさとアスパラのシャキシャキ感がマッチする隣に、青海苔の風味としらすの旨味が口いっぱいに広がる幸せ。

いやはや参りました。
全てのピッツァメニューを制覇したくなるほどの美味しさです。


生ハムラグーのトマトソース・エリーケ

「ラグー」は煮込みソース、「エリーケ」は螺旋状のショートパスタのことで「フジッリ」とも呼ばれます。
ねじれ部分に食材が絡みやすいので、粗挽き肉を使ったボロネーゼやラグーなどと相性が抜群です。

パスタがかなり固茹で。
私はもっとプリッとした食感が好きなので、口の中で何度も咀嚼しなければならないモサモサ感に少々嫌気が差してしまいました。

ソースはとても美味しかっただけに、残念。


銘柄豚の香草炭火焼

ピッツァと同じぐらい感動したのがこの豚肉です。
ローズな焼き加減も相まって、お肉が信じられないほど柔らかい!

塩コショウとローズマリーだけ、というシンプルな味付けでここまで美味しいのは、やはり素材の力かもしれません。
今回の産地を聞き忘れてしまったのですが、国内のブランド豚を使用しているそうです。


ドルチェミスト

「ドルチェミスト」はデザート盛り合わせのことです。
友人があらかじめ「Grazie sempre(いつもありがとう)」のメッセージをプレートにお願いしてくれてました^^
こちらこそありがとう!

この日はチョコレートトルタ・パンナコッタ・チェリーとヨーグルトのシャーベット
「トルタ」はイタリアではケーキ全般を指したり、タルト生地を使ったデザートやおかずキッシュにも使われる広範囲な言葉です。

チョコレートトルタはかなり甘さ控えめ。
パンナコッタはつるんとした喉越しで、濃厚ながらも後味が爽やかで大変美味しくいただけました。
シャーベットは酸味が強くて驚きましたが、酔い冷ましには持って来いな一品。


まとめ

とにかくピッツァが美味しすぎるので、デートで使う場合は前菜1品とピッツァ2枚ぐらい食べて、お腹に余裕があれば肉料理とドルチェ、みたいなピッツェリアとしての使い方がオススメです。

料理6品+生ビール・スパークリング・ワイン3杯・エスプレッソで、ひとり¥11,000也。
うーん、コスパはそんなに良くないかもしれません。

ですが、ランチはお手頃価格なので「お昼に銀座で本格ピッツァを食べたい」という場合には自信を持ってオススメします。

ご馳走様でした。


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