【五輪】パリ2024の注目競技を紹介してみる②
前回からの続きです。
スポーツクライミング
東京大会から正式採用された競技。
壁の一番下から上に登るまでの時間を競う「スピード」と、制限時間内に踏破することが目的の「ボルダー＆リード複合」の2種類あります。
日本のエースは楢崎智亜選手。
「日本スポーツクライミング界の女王」とも呼ばれ、東京大会での銅メダルを最後に惜しまれながら引退した野口啓代さんと3年前に結婚。
メダルに届かなかった東京大会の悔しさをバネに、メダリストの奥様からのアドバイス＆サポートもパワーにして金メダルを目指します。
セーリング
帆を張ったヨットに乗り、海面を進んで決められたコースを正確に回って着順を競うスポーツです。
風の力で進むため、海上の波や天候を読む経験値に加え、時には身体を反らしながら進行方向を制御する体力も必要な競技。
日本ではそれほど盛んではありませんが、混合470級という種目で岡田・吉岡組が去年の世界選手権、優勝しました。
今年の世界選手権でも3位に入り、一躍金メダル候補となっています。
体操
日本のお家芸のひとつ。
絶対的王者・内村航平が引退した現在、エースとして活躍しているのが橋本大輝選手です。
男子団体・個人総合・鉄棒種目の3冠を期待されています。
完全に余談ですが筋肉が凄すぎる。
さすがan・an、目の付け所が違いますね。
卓球
中国の国技であり、日本にとって金メダルは遠い夢でした。
しかし東京大会、水谷隼・伊藤美誠ペアが混合ダブルスで日本卓球界史上初の金メダルを齎したのです。
牙城の一角を崩したことにより、今大会は混合ダブルスの連覇を期待されている張本智和・早田ひなペア。
中国の壁は高いですが、全力で応援してます！
トランポリン
長方形のキャンバスの上を、8mを超える高さまで跳躍して宙返りや捻り技などのアクロバティックな演技を連続して繰り出す競技です。
技の難易度や出来栄えに加え、跳躍の高さや滞空時間も審査ポイント。
一見楽しげに見えますが、着地に失敗すれば身体ごと投げ出されるので非常に危険な競技でもあります。
注目は西岡隆成選手。
去年の世界選手権で銅メダルを獲得しています。
日本トランポリン界初のメダルに期待！
バスケットボール
映画「SLAM DUNK」の影響もあって盛り上がりを見せている競技です。
が、男女共に本場アメリカ合衆国が絶対王者として君臨していますし、強豪国は他にいくらでもあります。
厳しいことを言うようですが、バスケは勢いや応援の力だけで勝てるほど甘くありません。
そんな中でも東京大会で銀メダルを獲得した女子バスケットボールチームは今大会もメダルの期待大です。
個人的に応援しているのが高田真希パイセン。
現在はキャプテンの地位を後輩に譲りましたが、東京大会での高田キャプテンの闘志に何度涙させられたことか…。
パイセン、カッケーっす！！
バドミントン
アジア諸国が強い競技で、日本も女子ダブルス「オグシオペア」で注目を浴び、メダルを獲得してきました。
が、東京大会ではメダルひとつだけという結果に。
今大会で奮起したい日本バドミントン界ですが、注目はやはり2大会連続メダルが期待される渡辺雄大・東野有紗の「ワタガシペア」。
世界ランキングで現在5位に着けているふたりのプレーに注目です。
バレーボール
今年行われたネーションズリーグ（ワールドカップ）で、男子・女子両方が銀メダルという素晴らしい結果を残した日本代表。
今大会は男女共にメダルが狙えますが、特に男子チームはキャプテンの石川祐希が「歴代最強」と豪語するレベルです。
なお今回は家族出場が2組います。
石川祐希と石川真佑の兄妹。
西田有志と古賀紗理那の夫婦。
男女共にメダル獲得となれば、史上初の兄妹＆夫婦同時メダルの快挙になります。
さて私の推しは髙橋藍選手です。
日本バレーボール選手初のディオールのアンバサダーまで務めてます。
モデル並みのルックスで日本のみならず世界中の女子を虜にしていますが、得点力に加えて元リベロの経験から来るレシーブ力も魅力です。
怪我の状態が心配ですが、ベストコンディションで五輪に臨めることを祈ってます！
フェンシング
あんまり話題になってないので言わせてもらいます。
今大会のフェンシング日本代表は男女共に歴代最高クラスです。
フェンシングはフランスの国技であり、エペ・フルーレ・サーブルの3種目に分かれ、さらに個人と団体の競技があります。
まず去年の世界選手権で日本男子団体フルーレが金メダルを獲得しました。
さらに男子代表の加納虹輝選手は今年のエペグランプリ大会で金メダル。
同じく代表の松山恭助選手はフルーレグランプリ大会で銅メダルを獲得したのです。
そして注目は女子のエース、江村美咲選手。
こちらもまさかのディオールのアンバサダー。
ディオールの嗅覚が凄い。
江村選手は2022年・2023年で世界選手権2連覇を果たしている実力者です。
期待しかありません！！
え、もう2,000文字！？
あとちょっとなんだけど…。
次回に続きます！
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