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【五輪】パリ2024の注目競技を紹介してみる③

前回からの続きです。



ブレイキン

今大会から採用された新競技。
1対1で行うブレイクダンスバトルで、技の難易度や曲との融合性、オリジナリティなどから総合的に審査した上で勝敗が決まります。

このブレイキン、日本勢は世界大会の表彰台常連です。
出場する全員がメダル獲得という可能性すらあり得ます。

中でも金メダル確実と言われているのがShigekix(半井重幸)。
ブレイキンでは基本的にダンサーネームを名乗ることになっているので、オリンピックでも本名ではなく通称で紹介されます。

18歳で国際大会を制した実力者です。
彼は今大会で日本選手団の旗手を務めることが決定しました!


陸上競技

種目数が幅広いため、個人別でふたり紹介します。


・泉谷駿介(110mハードル)

現・日本記録保持者で、2023年に記録したこのタイム(13秒04)は東京オリンピック2020の金メダルに相当するのです。

0コンマ数秒の世界での戦いとなるため「絶対」はあり得ませんが、私は大いにメダルを期待しています。


・北口榛花(やり投げ)

女子やり投げの現・日本記録保持者であり、2023年世界陸上で優勝しています。
これは陸上女子フィールド種目における初の金メダルで、彼女は歴史を作ったのです。

2023年のブダペスト、金メダルを取ったビッグスローを私は生中継で見ていました。
号泣しました。

きっと彼女なら、オリンピック女子フィールド種目初の金メダルという新しい歴史を作ってくれるはずです。


レスリング

体操と並んで日本のお家芸のひとつ。
東京大会でも女子が金メダル4個、男子が金メダル1個など、合計7個のメダルを獲得しました。

日本女子レスリング界は時代に応じて絶対女王と称される選手が必ず現れます。
霊長類最強と謳われた吉田沙保里、オリンピック4連覇の伊調馨。

そして今の女王は須崎優衣です。

2014年に国際大会にデビューして以来、外国人選手に負けなしの94連勝中
世界ランキングはもちろん1位です。

東京大会に続いての2連覇、きっと彼女なら成し遂げてくれるでしょう。




以上、注目競技・選手紹介でした。

「ちょっと待って。私の好きなあの競技は?」
「俺が応援してる種目が入ってない!」

などなど様々なご意見あるかと思います。
今回はあくまでも個人的な注目競技・選手という着眼点で書きました。

パリ大会は32競技329種目が行われるので、その全てを紹介することは残念ながら出来ません。
ただ、少しでもオリンピックに興味を持ってもらえる一助となっていたら幸いです。

最後に、今大会を迎えるに当たって事前調査した感想を述べさせて頂きます。


新たな現代アスリート像

今回の記事を書く際、多くのアスリートのインスタを拝見しました。
そこで感じたのはアスリート像が昔とは違ってきているということです。

スポーツ選手のイメージというのは、長らく「質実剛健」とか「清廉潔白」など、どちらかというと控え目で前に出ないような性質が好まれてきたように思います。

しかし現代のアスリートは積極的にSNSで発信をします。
それも競技のことだけではなく、プライベートに関することや競技以外の仕事についても教えてくれるのです。

インスタというプラットフォームの特徴でもありますが、単純にかっこいい写真が多く載せられていたので、今回は「競技写真」だけでなく「撮影写真」を多く紹介しました。
何故ならこれがアスリートの新しい形だと思ったからです。

競技で結果を出すのは当たり前。
その上でかっこよく、憧れてもらえる存在になる。

それこそが若い世代の競技人口を増やすことに繋がるということを、令和に生きる彼らは本能的に知っているのではないでしょうか。

新世代によるパリオリンピック、楽しみにしています。

なお大会期間中、私のnoteはオリンピック専用アカウントとなる予定です。
スポーツに関心の無い人にはごめんなさいですが、もしも興味のある人は一緒に興奮や感動を分かち合いましょう!


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