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【野球】WBC2023お茶の間観戦記①中国戦

さあ始まりましたWBC(ワールド・ベースボール・クラシック)。
野球の世界国別対抗戦で、20カ国が参加します。

オリンピック同様にレポを書いていきますが、noteには野球に詳しい方が沢山いますので、試合の流れとか解説とかはそういう方々にお任せするとして。
私は野球ファンの視点から、活躍した選手や気になる場面について、ゆるっと書いていきます。

なお、野球に詳しくない人にも分かりやすいように専門用語は使わず(使っても注釈を入れて)書いていきますので、「この選手はそういう感じなんだ~」と何となく楽しんで頂けたら幸いです。

日本の初戦となった本日の対戦相手は中国
早速お茶の間からレポをお届けします。


スターの貫禄を見せつけた大谷翔平

先発投手は二刀流のメジャーリーガー・大谷翔平。
ノーヒットというわけにはいかなかったものの、無失点で自分の役割を果たしてくれました。

今大会はメジャーの「大谷ルール」が採用されています。
これは二刀流の大谷翔平のために作られたルールで、「先発投手は降板後もDH(守備につかない打者)として打席に立てる」というもの。

「たった一人のためにそんなルールが出来るの!?」と思われるかもしれませんが、テニスには「シューゾー・マツオカルール(脚が痙攣した場合はプレー中でも治療を認める規定)」なるものもあります。

スポーツ界全体で見れば、個人の名前を冠したルールというのは珍しいものではありません。

打者としても4打数2安打2打点という活躍。
間違いなく今回の侍ジャパンの大黒柱です。



帰ってきた山田哲人

強化試合で鳴かず飛ばず、全国のヤクルトファンを悲しみのどん底に突き落としていた山田哲人。
しかしやってくれました。

8回表、代打満塁の場面で見事にタイムリーヒット!
哲人!私は信じてたよ!お帰り!!(野球ファン特有の手のひら返し)

同じくセカンドを守る牧秀悟もホームランを打ったので、セカンドの選択肢の幅が広がったのは好材料ですね。



迷宮入りした村上宗隆

やーばいですね。
もう完全に本来の自分を見失ってる感じがします。

夫は「前に国際試合で見た時よりも溌剌はつらつさが無い」と言ってました。
大谷さんという圧倒的存在が、彼にとってはプレッシャーになっているのかもしれません。

とはいえ、これも試練。
おそらく栗山監督はスタメンで使い続けると思います。

日本選手最多本塁打記録を持っているプライドをかけて、いつか豪快な一発を放ってくれると信じましょう。
きっと大丈夫!



ロジンの妖精・伊藤大海ひろみの安定感

この日クローザー(最終回に投げる投手)を任されたのは伊藤大海。
彼を語る上で「ロジン」の存在は欠かせません

ロジンの正式名称はロジンバッグ。
滑り止めの粉が入った袋で、主にピッチャーがボールへの指の掛かりを良くするために使います。

このロジン、伊藤大海はこれでもかというほど大量に付けるのです。
もうロジンから舞う粉で全身にオーラみたいなものが発生しているレベル。

実は2021年に行われた東京オリンピックで、この大量のロジンが問題となる場面がありました。
準決勝の韓国戦に登板した際、相手の韓国側から「ロジンの付け過ぎで球が見えにくい」と抗議されたのです。

しかし野球のルール上、ロジンの量についての規定はありません。
審判もこの抗議を却下し、試合は再開されました。

普通はこんな抗議をされたら「あ、ちょっとロジン少なめにしようかな」と思うはずです。
が、伊藤大海はさらにロジンを追加して投球を続け、しっかりと抑えました
鬼畜か。

この強メンタルが今大会にも発揮されています。
強化試合を通してもここまで安心して見ていられる投手は伊藤大海だけかと。

クローザー候補は沢山いるので、個人的には彼を「ピンチの際に絶対乗り切ってくれる救援投手」としての使い方をしてほしいなと思います。
めっちゃ頼りにしてる!



明日は韓国戦

さて明日の対戦相手は韓国
今大会においての韓国はそれほど評価が高くありません。
圧倒的なスターが不在のため、今日のオーストラリア戦でも敗戦しました。

が、しかしです。
韓国は日本戦の際に異常なパワーを発揮します。
そりゃもう、日本に勝ったらマウンドに国旗を立てる勢いで全力で向かってくるのです。

日本の先発はダルビッシュ有。
韓国戦にも慣れている、侍ジャパン最年長者です。
球数制限があるので長くは投げられませんが、きっとその投げっぷりでメンバーを鼓舞してくれることと思います。

さあ、明日も絶対に勝つぞ!
一緒に応援しましょう!!


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