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誤字脱字が気になりすぎる

noteで他の人の記事を読んでいると、結構な頻度で「もったいない」と感じてしまう。
何故なら誤字脱字の記事が多いからだ。

もし「フォロワーさんを増やしたい」とか「もっと多くの人に自分の記事を読んでほしい」と感じていたら、まずは誤字脱字が与える致命的な欠点をぜひ知ってほしい。



そもそも読んでもらえない

新聞会社のニュースアプリや、大手の会社が配信しているトレンド情報の記事は、誤字脱字がほぼ無い。

当たり前だ。
もしも誤字脱字があれば、この発信源はいい加減な人たちが作っているんだなと思われ、信用性がガクンと下がってしまう。
だから校閲の態勢もしっかりしているし、ミスがないことを前提として記事が配信されている。

しかし個人で運用するSNSには「誤字脱字チェッカー」みたいな校閲機能が常設されているわけでもないので、個人の発言・発信に対しては「表現の自由」が適用されているのだ。
従って自分の発信した文章の誤字脱字は、自分で発見するしかない。

しかしどうしても見落としがあったり、そもそも読み返さない人もいるため、noteには誤字脱字の記事が多くなる。

面白そうな小説や文章を見つけても「誤字脱字がある」というだけで、ちょっと白けた気分になってしまうのだ。
そうなると「戻るボタン」で回れ右をしてしまう人もいる。

そうやって人に切り捨てられる記事があることが、とてももったいないと思う。


校閲作業はありがたいこと

webライターの仕事は、記事を書き上げて納品すればおしまい、ではない。
クライアント先の編集者や担当者へ「チェック依頼」をし、自分の書いた物を点検してもらう。
ここでチェックされるのは大まかに2つだ。

1つは「依頼したテーマに沿って書き、指定したキーワードを盛り込んで書かれているか」。
もう1つが「誤字脱字が無く、読みやすい文章になっているか」だ。

もしクライアントの意図にそぐわない文章だったり、読みにくい文章であれば修整(修正)を求められる。

この校閲という作業は非常に有用だ。
何故なら人間の脳は他人の間違いには敏感だが自分の間違いには鈍感だから。

自分では気付けない間違いも、他人なら見つけられる。
そうした素晴らしいシステムなのだが、この完成した後に修整するという作業が、noteにおいても重要なのではないかと思う。



投稿した後にも読み返そう

私は自分の記事を何度でも読み返す。
中には酔っ払いながら書いた文章もあるため、翌朝読み返すと「うわ、ここ誤変換じゃん、恥ずかしい!」みたいなこともよくある。
だから自分の記事は読み返す度に修整し、日々アップデートしているのだ。

もちろん「一度世間に晒した文章を手直しするなんてカッコ悪い」と思う人もいるだろう。
だが、noteの記事は生き物だ。
すでに読んだ人にとっては「誤字脱字のある文章だったな」と思われたとしても、修整後の記事を初めて読んだ人にとっては「すごく読みやすい!」と記事を成長させることもできる。

だからといって「完璧な文章にしてからアップしなきゃ」と気負う必要はないと思う。

完璧な人間なんていないし、どんなに優秀な人にもミスはある。
だからとりあえずアップして、誤字脱字を見つけたり、もっと良い言い回しを思いついたら修整すれば良いのだ。

きちんとした文章を一度でも読んでもらえれば「この人は読みやすい文章を書ける人なんだな」という印象を与えられるので、信用度がぐぐっと高まる
だからその後に発信した記事に誤字脱字があったとしても「あ、なんかミスっちゃってるwでもその内自分で直すだろう」というように広い心で見てもらえるのだ。

もちろんそのミスに自分で気付いたら、ちゃんと後で修整しましょう。


えらそうなこと言ったけど

この前私がしたミスを紹介します。
酔っ払いながらフォロワーさんの記事を読んでたら、とにかく「コメントしたい!」という気持ちが溢れ出て以下のようなコメントをしました。

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「TikToke」って何だよ…。
私のスマホの予測変換どうなってんだよ…。
つーか会ったこともない人にタメ口使うとか失礼だろ…。

後日、自分のコメントに冷や汗をかき、謝罪した私に対して佐倉さんはやさしかった。

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女神か!!

申し訳ないので佐倉さんの紹介をさせてください。

とってもやさしくて可愛らしい文章を書く方です。
大好き。
佐倉さんを応援し隊。



ウルトラCもある

実は誤字脱字を無視して書く裏ワザもある。
この前見に行った人のnoteの記事に、こんなことが書いてあった。

「僕は書いた時の情熱を大事にしているので、あえて記事を手直しません!!」

なるほどなー、そういう考え方もあるよね。
と一瞬納得しかけたけど、冷静に考えるとなんだか違和感を覚える。

売れないインディーズバンドが「分かる人だけ聞いてくれれば良い」みたいに言って、売れ線ではない曲ばかり発表する感じに似ているかもしれない。
変なこだわりを捨てればもっと売れる(バズる)んじゃないか…。
というもったいなさを感じてしまう。
「痩せればキレイ」とか「床屋じゃなくて美容室行こうよ」みたいな感じかもしれない。

しかしこの記事には結構な数の「スキ」が付いていた
だから開き直るのもアリだと思う。


そして修整の日々は続く

以上、誤字脱字のデメリットと修整するメリットについて書いてみましたが、今現在酔っ払いながら書いています。
だからこの記事も今後修整されるでしょう。

でも良いんです。
やり直しがきくのが人生だ。

とか、もっともらしいことを言って終わります。

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