「涙落ち 髪にかかりて 留まりて 辛さ増すなり 晦日の夜に」 鈴々が入院しました。一度は退院したけれど状態が悪くなって再入院。午前中に輸血して、これから手術。とにかく無事に帰ってきてくれることを祈るだけしかできない無力なかいぬしの、晦日です。 #cat #猫 #短歌

【月見上げ 麦酒飲みつつ 呟くは 文豪の云う 愛の言葉か】 夏目漱石の月が綺麗ですねエピソードで「おしゃれか！！」ともんどり打ったのは私だけではないはず。でも好きな話です。月が綺麗ですね。ほんとうに。

寝こ。

『荒波に それでも我の舵を取る それが生よと 腹をくくりて』 大抵私の周りは荒波で、凪いでいたことなどない気がするのだ。それでも、自分の人生の舵を取るのだ。それがきっと、生きるということなのだ。

沖縄に社員旅行に行きました。 そして今日、沖縄は楽しかったなぁと反芻しながら、貰った泡盛を飲みながら、録画しておいた「ロング・グッドバイ」を観る、しあわせ。 『あとすこし 君に貰いし泡盛に 思い出なぞる 緋色の小瓶』 綾野剛は甘めのダメ男がよく似合う。

【梅のへた 取りつぼんやり きみ思い 甘い香りに またきみ思い】 熟れすぎた梅をまたあれこれに漬けるべく、下ごしらえをする。梅の仕事は、悶々としている時に向いているのかもしれん。楽しくなってくる。熟れた甘い香りに何かを刺激されつつ、あれこれ、漬ける漬ける。

「愚痴りつも めそめそしつも 明日はまた 笑みて戦うさだめの吾なり」 昨夜の一首。 仕事辞めて家を守りたいなどと愚痴れども、私の上の女たち…母であったり祖母達であったり…然り、働き続けるさだめを背負った女なのだろうな、私も。30代なんざまだ子供だ。もっと大人になって悟りたい。

【一寸日記】梅と梅雨の土曜日

「酔い誘い 土曜の予定 雨に濡れ 楽しみ吾だけ 各々の帰路」用事が終わったら遊びに行く約束をしていたのだが、まぁ確かに雨が酷くてげんなりはしていて、しんなりと立ち消えに。 だから私は、前向きに、やけになった。 「やけっぱち 前向いたると手を付けし 梅の仕事に はまる梅雨の日」全力でヤケになって、梅酒仕込んでやりました。 青梅をざぶざぶ洗って、一個ずつきれいにキュキュと磨いて拭いて、一個ずつヘタを取って、氷砂糖と交互に瓶に入れて、ホワイトリカーを注いで、完了。 どーん。

「ナイロンの家に集めし靴下に 癒されるのか 我が猫娘」 晴子さんがなぜかナイロンの猫ハウスに私の靴下をコレクションしていた…（洗濯カゴから取ってきたと思われる） ちなみに桃子さんはうちのオットの靴下を私の部屋に持ってくるというお仕事をしています。いらないと申し上げておりますのに。

「なんという きもちい思い 片思い 触れることさえ しない喜び」

【疑問なり どれそれ先か 優先か なれどやるわと 吾は意地になり】 仕事の優先順位とは難しいものです。だが、少なくともそれではないのでは…と思うことが数多ある我が職場。いや、やれと言われれば、やるですよあたしは。意地でも終わらせますともよ。 あぁ、早く猫どもを揉みたい（電車にて）

【一寸日記】 「余裕なし 声あげ無理に笑う吾は 楽しみ綱に 生きる平日」 週末の飲み会やらお出かけやらを心の拠り所にして、むりくり笑って明日も戦う。はたらけ私。舌出しっぱなしの鈴々姐さんのためにも。（かわいい）