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株価暴落?急激な円高?やっぱり株は怖いじゃんと思ってる人へ。

40代の女医なつ🌱です。
こんにちは。

もうだいぶ前の話になっちゃいましたけど、この夏、8月の初めに株式市場で暴落がありましたね。株をやっている人たちがSNSで阿鼻叫喚してる姿も散見されました。

「ほら、国は新NISA作って資産運用しろって煽ったけど、こんなにリスクあるじゃん」

と何も行動しない陰謀論好きなリスクを取らない人が、鼻高々に言ってました。

今日はこの前の暴落を見て、やっぱり、株って怖いじゃん!株式投資なんてできないよ!って人が、不安を煽られるニュースを見てた時、どう考えたらいいか、私の考えをダラダラ書いてみます。

株が怖いと思ってしまうマインドについての記事はこちら。
合わせてどうぞ。


8月初めどんな暴落だった?


8月5日月曜に日経平均株価は急落しました。


現在(9月)からの6カ月チャートで見ると、すぐリバウンドして大したことないように感じますが、その日は大騒ぎでした。1日で前週末比4,451円(12.4%)安になりました。為替も反応し円高にふれ、その夜には海外の株も下落し、海外株も投資している人はダブルパンチだったのではないでしょうか。

暴落の原因については、さまざまな評論家の先生や経済誌媒体で議論されていますので、私のような素人はここでは言いません。
興味のある方はこちらを見たり、自分で調べてみてください。結果論であれこれ言ってるので色んな意見あり、どれが正しいかはわかりません。

原因はさておき、私も例に漏れず、株式運用しているリスク資産が1日で10%以上しっかり減ってました。この日、診療終わりの17時にスマホでニュースを見てびっくりしました。日中仕事をしてるのでとくに何も売ったり買ったり出来るわけもありません。

運用総額がある程度大きくなり、暴落を迎えると、月給の何倍もの額が動くので、びっくりしますね。

株式投資はこんなにリスク高いのか、、、
投資するの怖すぎる、、、

と思ってしまうのもわかる気がします。


株式投資に暴落はつきもの


とはいえ、株式投資の歴史上、暴落は繰り返します。毎年あることではないけど、まぁよくあること。株をするなら暴落はつきものです。

S&P500なんかの株式の長期チャートを指で拡大してみれば、短期の暴落を探せばいっぱい出てきます。

下記は、直近5年のS&P500で、暴落や大型調整を示してくれるチャートがありました。

投資の森さんから拝借しました

私は2015年くらいから株式投資を始めたので、リーマンショックは経験していませんが、上記の5年チャートの暴落調整や、その前のチャイナショックなど、ちょこちょこ小さな暴落はくらっています。

どのショックも戻るまでの期間はまちまちですが、しっかり株価は戻してくれています。

長期投資は10年以上、15-20年間を見据えての投資になるので、いちいち反応していたら「長期」投資は継続できません。

マクロで暴落してる時は買い場であることが多い

マクロ経済全体が暴落した時、市場全体が暴落している時は、買い場である時が多いです。

しかし、いつ株価の底が来るか、いつ株価が暴落前の価格に戻るかは誰にも分からないので、ピンポイントでこの日に買え!とは言えません。

だから下落時はとにかく積み立て購入を継続するのが良いです。これは株式投資でインデックス投資を勉強すると必ず出てくるドルコスト平均法の考え方の基本ですね。(ちなみに、この場合のドルは、ドル=米国通貨ではなく、ただの通貨を表します。通貨変動リスクを平均化する、という意味ですね。)ドルコスト平均法はググればすぐ出てきます。動画一つ置いておきます。

余剰資金がある人は、相場全体の様子を見ながら、スポット購入や積立金額を増やしてもいいかもしれません。

私はコロナショックで暴落した時に、投資していないTHE真面目、
堅実な親友に「今、株式投資の積み立てを始めて」と真剣に伝えました。

友達にお金の話をするなんて普段はしないけど、この時は素人目で見ても株式投資を開始する好機だと思って勇気を持って伝えました。そして自分もその時余剰資金で、株をできるだけ買いました。

あの時買った株はかなり割安で買えて、資産が大きく増えるきっかけとなりました。

(まぁ、友人は結局始めてくれませんでしたが。涙)

それでも「絶対」はない


医者の皆様ならわかるかと思いますが、侵襲的な処置や手術をするときは事前に、患者さんに同意書をとります。起こる可能性は低いですが、処置や手術をする上で患者に有害事象が「絶対に起きない」とは言えないからです。

起こる確率は違いますが、リスクが存在するなら「絶対」大丈夫、はないこれは株式投資でも一緒です。

コロナショックの下落相場で買い増せて資産が増やせたからといって、それはただの結果論で、もしコロナがまだ現在も蔓延し、ワクチンも作られず人類がコロナに駆逐されまくっていたら、株式なんて戻っていなかったでしょう。

相場は大体暴落しても戻る、とは言いましたが、暴落して当分または自分が生きている間に、暴落前の価格に戻らない可能性もあります。

現にほぼ10年、元の株価に戻らなかった例は株式相場の歴史上あります。近い時で言うと、2000年ITショックから回復した途端の2007年リーマンショック暴落ですね。長い期間株価低迷するときつそうです。この期間、相場に居続け乗り越えた投資家の話は聞いてみたいです。みなさん色々考えたでしょうね。

マイインデックスさんより


10年低迷する株を持ち続けるのは、かなりの精神力と株式への信頼と期待が必要でしょうね。(実際は積立を継続していれば、資産がプラスになるのは10年かかりませんが、、こちらが理解できなければドルコスト平均法を復習お願いします。)

それでも減るリスクがあるなら、やりたくない?


株式投資は確実にリスクはある、しかし長期投資すれば資産が減る確率は低い、でも絶対じゃない。

ここまで説明を聞いても、それでも「絶対資産が減らない」ことにこだわりたい、どうしても怖い、なら

無理に株式投資をやらなくてもいい
と思います。

もともと投資するもしないも個人の自由ですし、「絶対」にこだわるということはリスク許容度が低いんです。リスク許容度が低い人が無理に投資すると幸福度が下がります。

我々医業の処置や手術は、やらないで病気が進行するより、やった方が生存率が高いことが、データで出ているから患者に治療を提案します。

資産形成のための株式投資場合は、投資しない場合に病気が進行するわけでもなく、将来の資産は変化あるかもしれませんが、今現時点、近い将来の生活は変わりなく過ごせます。

なので、リスク許容度が低い人、「絶対」にこだわる人はリスクを取らない方が、常に暴落の恐怖に怯えるより幸福度が高く、賢明という判断になります。

ただ、私個人にとっては何かに投資をしないということは、資産を日本通貨の現金1種類のみにフルベットした状態になるので、かなりリスクの高い行動だなと思えて、逆にそちらの方が恐怖かもしれません。
これは個々の考え方次第ですね。

おわり

株でも何でも何か新しいものを始める時は恐怖がついて回リます。今回株式市場暴落のニュースを聞いて、不安を感じている人はこの記事で自分なりに少し考えてもらえたらな、と思います。

上記でも書いた通りリスク許容度によりますが、市場全体の暴落は買い場であることが多く、今あなたが資産形成期であれば、むしろ購入の好タイミング。暴落しても本業のことだけ考え、粛々と積み立てを継続するべきということが、理解できると思います。

そしてどうしても株式投資をしたくない人は、無理に始めなくても良いと思います。

ただ、もし株式投資以外に(持ち家以外の不動産や事業など)投資をしていなければ、自分は日本円にフルベットしていると自覚はしたほうが良いと個人的には思います。

皆さんが自分の資産形成を納得して出来ればと思います。
それではまた。



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