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『dreamtime - 負けたら終わりじゃない、やめたら終わりだ』西谷昇二
著者は予備校の英語の先生で、私も昔教わった生徒の1人です。
満員の教室で、毎回情熱溢れる講義をして下さり、不安な受験生を勇気つけ、英語の勉強を楽しくするきっかけを作ってくれました。
私先生オリジナルの分厚いテキストも大好きでした。英語の問題の中に、プライベートの話や本の抜き書き(本田宗一郎など)などが挟み込まれていて、なぜか「よし頑張ろう!」と勇気づけられる、そんなテキストでした。
社会人になり、英語での業務も増えました。受験勉強とは異なる大変さもありましたが、怖がらずに英語にぶつかっていけたのは、西谷先生に英語を教えて頂いたことにあると思います。
本の中から、社会人の自分の背中を押してくれるメッセージがあるので、いくつか抜粋してご紹介します。
自分に与えられた課題をごまかさずに、できるだけ念入りに確実に仕上げてみる。それをひとつひとつ積み重ねていく。そこで生まれるささやかな充実感をエネルギーにして、次の課題に向かう。
与えられたチャンスは、ひたすら貪欲に点を獲りにいく。他人を押しのけるくらいであってもいい。その心意気がなければ、チャンスは自分のものとならない。なんとなれば、その日のために今までの日々のつらい努力の積み重ねがあったからだ。
『勇気をもって行動すれば 友人だけでなく敵もできる。』(中略)人生には多少の敵ができることを覚悟で、自分の信念を通すべきときが必ずくる。
仕事やプライベートで、カベにぶつかったり迷ったりした時に、西谷先生の本が自分の支えのひとつになっています。
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