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グラナージ~機械仕掛けのメモリー~

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機械生命体「グラナージ」たちが住む世界。 しかしそこでは、グラナージたちが行方不明になる事件が起きていた。 そこへ、「レイ」に導かれて、現世から4人の高校生がやって来た。 主人公…
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グラナージ~機械仕掛けのメモリー~

第1話「魔物化」文字数 2,583文字  一人の銀髪の青年が苦しんでいた。 「ああああッ!!」 …

夏目べるぬ
1か月前
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グラナージ~機械仕掛けのメモリー~

第2話「告白」文字数 2,341文字  アキトは、ごく平凡な高校一年生の男子。  彼は待ってい…

夏目べるぬ
1か月前
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グラナージ~機械仕掛けのメモリー~

第3話「メル・マナへ」文字数 2,827文字  ハルカは、皆で決めた夜十時ちょうどにベッドに入…

夏目べるぬ
1か月前
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グラナージ~機械仕掛けのメモリー~

第4話「マナ」文字数 1,519文字  四人はメル・マナの夜を迎え、眠りについた。  寝るとき…

夏目べるぬ
1か月前
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グラナージ~機械仕掛けのメモリー~

第5話「アルとメル」文字数 1,511文字  メル・マナの中央には、メトロポリス(大都市)があ…

夏目べるぬ
1か月前
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グラナージ~機械仕掛けのメモリー~

第6話「メル・マナ生活」文字数 1,033文字  メル・マナで目覚めたハルカは、まず家のポスト…

夏目べるぬ
1か月前
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グラナージ~機械仕掛けのメモリー~

第7話「アカシア」文字数 2,337文字  今日は、朝から外でテントウが待っていた。 「おはよう、テントウちゃん。どうしたの?」 「うん。お前ら、なかなかいい働きっぷりじゃないか。さすがは若者だな。」 「テントウちゃんだって、まだ子供じゃない。」 「俺は見た目はこんなでも、お前らよりもずっとずーっと年上なんだぞ!…いや、こんな話をしている場合じゃない。新入りが来たことは、アル様も知っている。お前らに会いたいそうだ。アル様も、ああ見えて…。くれぐれも、粗相のないようにな。」

グラナージ~機械仕掛けのメモリー~#8

第8話「現世の生活」文字数 963文字  ハルカは、現世の自分の部屋で目覚めた。  現世とメ…

夏目べるぬ
1か月前
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グラナージ~機械仕掛けのメモリー~#9

第9話「アルの幻」文字数 1,883文字  夜になり、メルとミラは森の中で焚き火を焚いて休んで…

夏目べるぬ
1か月前
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グラナージ~機械仕掛けのメモリー~#10

第10話「グラナージの消滅」文字数 2,032文字  しばらくはゆるい毎日が続いていたが、メル…

夏目べるぬ
1か月前
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グラナージ~機械仕掛けのメモリー~#11

第11話「キルとミラ」文字数 1,672文字  話はしばらく前に遡る。  猫耳族の少女ミラは、…

夏目べるぬ
1か月前
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グラナージ~機械仕掛けのメモリー~#12

第12話「捜索開始」文字数 1,553文字  ハルカは、アル・マナ(現世)でも、メル・マナでも…

夏目べるぬ
1か月前
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グラナージ~機械仕掛けのメモリー~#13

第13話「猫耳族の村」文字数 2,097文字 「で?メルはどうやって探す?」  アキトが言った…

夏目べるぬ
1か月前
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グラナージ~機械仕掛けのメモリー~#14

第14話「魔物との戦い」文字数 1,696文字 「せっかく翼があるんだし、手分けして探してみたら?」  ハルカが言った。 「それはだめだ。メル・マナは広い。迷子になる確率が高い。それに、魔物に襲われるリスクもある。皆で行動した方が安全だ。」  テントウが言った。 「そうかー。それもそうね。」 「時間はかかっても、安全に捜索する方がむしろ早く見つかるかもしれない。俺たちが迷子になってても仕方ないからな。」  辺りを注意深く見回しながら、テントウと四人は森の中を進んだ。  そう