失くし物
自慢ではないが失くし物の天才だと思う。たいそう昔からの事だから、年のせいではなさそうだ。どうしてこうも学習せずにいるのだろうか。。
あゝ今日も増えてしまった、片方だけのピアス。
出番もないのにいくつもの寂しげなピアス達が私のジュエリーケースに居座っている。決して高価な物ではないが、思い入れがあるからどうしたら良いものか困ったものだ。。
失くした物は自分の身代わりになってくれたとか、意味があったとか色々と都合の良い解釈はたくさん世にはあるけれど、ただただショック、失くした自分への悔しさも増し、相当な落ち込み様だ。単なる執着心なのかもしれないが、そのピアスを失くした事がとても悲しいのだ。たった小さなピアスだけで行き場のない悲しさがこみ上げる。ちいさい自分だ・・
今日は井上陽水の歌でも聞いて、いっそ夢の中へ行ってしまおうと思う。
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