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アメリカの学校生活(リモート編①)

こんにちは。カリフォルニアよりnatsualohaです。

カリフォルニア州の小さな港町に住んでいます。娘の通う小学校は3月16日から休校となりました。今日は先週の記事でも少し触れましたが4月6日より始まったリモートスクール編(オンライン学習)について書いていこうと思います。(あくまでも娘の学校でのシステムですので予めご了承ください)

娘の公立小学校はちょうど閉鎖した3月16日の週が三者面談の週、その後の2週間は春休みでしたので、春休み明け4月6日にリモート学習がスタートできるようUnified School District(学区の教育委員会みたいなもの)と学校側で準備を進めてくれていました。休校してからほぼ毎日のように学区、学校、先生からメッセージが届きました。

休校第1週目:3月16日〜

急な休校でしたので、1週目は学習面に関してのことより、この週はとにかく自宅待機、顔を触らない、手を洗う、身体を動かすなど、心身ともに衛生的な習慣をつけましょうというアドバイスが頻繁に来ました。この時は4月6日まで休校との連絡でしたが、その後、学年末(6月頭)まで延長が決まりました。

休校第2週目:3月23日〜

この週はもともと春休みでした。Unified と学校側では春休み明けの4月6日からリモートスクールが決定した事、準備と進行状況の連絡などが毎日メールで届きました。インターネット環境のない家庭数を調査し該当家庭にはプロバイダーが無料で手配、デバイスも学校側が無料で貸し出しするなど、ネット環境の手配と準備が主にこの週行われました。(ちなみに、シリコンバレーなどは16日休校になって2日後にネットのインフラも整えられ、デバイスが手配されたらしです。さすがシリコンバレー)

休校第3週目:3月30日〜

学校側から教材とiPadを取りに来るよう連絡が入りました。学年で決められた日時に大人1人だけが受け取りに行きました。

↓こちらは4月1日に学校に取りに行った子供たちの勉強道具。今までクラスで実際に使用していたものなので使い方は本人たちがよく知っていました。絵本はそれぞれランダムに子供達に振り分けられていました。ちなみにアメリカは決められた教科書がないようでワークブックやノートがほとんどでした。

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↓本来は持っていない家庭に配布されるものでしたが、娘の学校は全員分用意してくれました(娘の学校は1学年2クラスと小規模な学校です)。このiPadには3ページ分くらい色々なアプリが入っていました。それぞれ学年で使うアプリが指示されます。1年生の娘は現在は5つほど利用しています。

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翌日4月2日、4月3日はZoomの予行練習がありました。こちらのエリアでは小学校入学の申請時にUnified School Districtのシステムへ個人情報などの登録が必須となっていた為、googleに紐づけられた専用のemailをもともと各自持っています。そのためアカウント用に新しくemailを作ったり、親のメールを使ったりせず、その専用のemailとパスワードでサービスがすぐに使える形になっていました。これは手間が省けて助かりました。Zoomもそのアカウントで使用していくのでさほどログインに手こずるものではなかったのですが、初めてのことにトラブルはつきもの。なかなかログインできず全員揃わなかったり、私もズームの機能ボタンがよくわからなかったり(汗)と色々手こずってしまいました。が、なんとか無事に2日目にはクラス全員顔を合わすことができました。とにかく子供達はみんな興奮して元気爆発でした(笑)

第4週:4月6日〜 

リモートスクール(オンライン学習)のスタートです

1日の予定は

8:30-9:00  Zoom Class Meeting (ズームミーティング)

9:00-9:45    Math(算数)

9:45-10:00  Break(休憩)

10:00-11:00 Reading(読み)

11:00-11:30 Writing(書き)

11:30-1:00 Break(ランチタイム)

1:00-2;00  Music/Art/PE(曜日によって音楽、美術、体育)

2:00-3:00 Zoom Class Meeting(ズームミーティング)

*水曜日は半日授業、金曜日はエキストラで各自学習)


こんな感じの流れで始まりましたが、実際に先生と顔を合わして話すのはZoomの時間のみ。1日先生がオンラインで授業というわけではなく、それ以外の授業は先生から与えられた課題とアプリ、動画などを見て自主学習です。

さあ大変。てんやわんやの私。なにせ子供は一人だとなかなか勉強してくれません(涙)親がつきっきりで課題を終えるまで付き合い、1日の半分をその時間に費やす結果となりました。。これは結構大変かも〜(汗)

これはあくまでも、うちの場合なんですけどね。。いや、一人でちゃんとお勉強できる子も沢山いると思うんです。でも、我が子の場合、まず低学年(1年生)。一人でおうちで8時半から3時までのスケジュールを行うの結構な難易度です。。学校のありがたみ、先生の凄さをひしひしと感じた一週間でした。1人でこんなに大変なのに先生ほんと素晴らしいです。

***

今日でオンライン学習が始まって2週間が経ちました。先生方も1週目は初めてだったので、出される課題の素材や動画も外部のものがほとんどでした。しかし、2週目は先生自身が動画を撮って作ってくれたり、先生自身が作成した宿題をアプリ上でやって、そのまま提出ができるようになったりしました。(1週目は写真撮ってメールで送りました)

2週目週あけの朝ZOOMではそんな親側のことも気遣ってくださったのか「リモートスクールの予定はあくまでも参考にしてください。朝の数学とリーディングだけはできるだけ毎日続けて、あとの授業は曜日や時間もフレキシブルで構いません。体調や子供と親の予定などに合わせてフレキシブルにこなしてください」と、”フレキシブル”という言葉を強調されていました。私も1週目はスケジュール通り全力投球でやってしまっていたので、少し肩の荷がおりました。娘も2週目は要領がわかったようでアプリの課題については、それぞれのログインやら、提出やらと自分ですらりとできるようになってくれて、余裕ができました。さすがデジタル世代ですね。

ちなみに我が家は失業中の主人と話し合って役割分担をしました。主人は職業柄、料理のプロですので料理担当。娘にもお菓子や料理を教えてくれるので娘はとても楽しそうです。娘個人の担当は朝のコーヒー係、テーブルセッティング、お米係。一方、私は料理はあまり得意ではないので、学習担当とその他の家事になりました。英語が母国語のパパが担当ではなく、私が担当で娘もはっきり言って大変だと思います(汗)わかっているんですが、それでも、私もついつい口うるさくなってしまうときもあるんですよね。。子供を教えることの前に、自分のコントロールが先のようです。。お節介にならず、あまりプレッシャーをかけずに心に余裕をもって見守ってあげたいものです。。(反省) 。。

今回は内容についてはあまり書きませんでしたが、また機会を見つけて、内容や様子など書いていきたいと思います。自宅待機のお子様も多いかと思われますが、頑張りすぎず一緒に乗り切っていきましょう。

今日もお読みいただきましてありがとうございました。

Mahalo!




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