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私のイノベーション Part1

イノベーションの始まり

15年前に私は一つの決断をした。

それまで勤めていた政府系金融機関を退職して独立する道を選択した。
決断を実行するまで約10年の月日を費やしたが、43歳の時についその思いが叶った。

叶ったというより半ば強引に行動したのかもしれない。
そうでもしないと自分と家族に対して納得させることが難しかったから。

自信は無いわけではないが、過信だけは十分にあった。
それも根拠のない自信ばかり。

そもそも、何故独立をしたいのかを正直に言えば、働いた環境に違和感を感じ、そこから逃げ出したかったのかもしれない。
『本当にこんなことをするために人生を費やしていいのか?』こんなことを毎日考えている日々が続いたからだろう。

その原因は、
大きな組織を変えよう!
慣例なんてクソくらえ!
上への忖度よりも、お客様を大事にしろ!

こんな思いで組織改革を行うために精一杯の抵抗をしていた。
そして、その結果は予想通りに大敗北。
大組織に志や思いだけで対抗できるはずはないと知っていたが、私は無意味な正義感で自然と行動をしていた。
今考えるとこれらの経験が現在の活動の原点になっていることに最近気が付いたのかもしれない。

そんな状態で独立したが、ある程度のビジョンは頭の中に合った。

私は、働くことは嫌いではなかった。
むしろ、働いて成果が出ることに喜びを感じていた。

そこで、私のやりたいことは何か?を考えてみた。
そしてその答えが、

楽しく働いて、安心して暮らせる生活をしたい

これを人生の目的にしようと決意した。

楽しくなければやらない。
無理して嫌なことはしない。
受け身でなく環境は自ら創る。
時代の変化に流されない。

ここから私のイノベーションは始まった。

当時は具体的に何が出来、何をやればいいのかは勿論わかっていなかった。
しかし出来ることはあった。
その出来ることから始めることにした。


私のイノベーション Part2へつづく

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