Kindleのタイトル変更したら販売停止になりそうだった話
こんにちは、ナツです。
初めてのKindle出版であたふたしたので記録を残しておきます。
誰でも本を出版できる時代
自分の本がAmazonに並ぶ。
素敵ですよね。
ひと昔前まで、個人が本を出版しようとすると、100万円からのお金がかかる時代でした。コミケで同人誌を売るのにも、数万~のお金がかかります。紙の本というのは、それだけでお金がかかるんですね。
しかし、時代は変わりました。電子書籍、もっと言うと、Kindleの登場によって、誰もが本を出せる時代がやってきたのです。なんと、ゼロ円です。
この他にも電子書籍の良いところはたくさんありますが、書き手の立場からすると、『出版後も修正できる』というのも大きな利点です。
例えば、表紙をかっこよくしたり、誤字を訂正したり、その年の最新の情報を加筆したり、自由自在です。内容が大幅に変わる場合は、別の本のとして出版するように指導されることもあるようです。ただ、かなりの加筆がなされた本も審査を通っているのを見ると、結構ゆるい気がします。
そんなわけで、ぼくも先日出版した本を何度か更新しています。
本のタイトルを修正してみる
一通り改行位置など、気になる部分を修正しきれたと思った頃に、新しいノウハウを得ました。『実は、タイトルを変えられる』ということです。
AmazonのKDP(Kindle direct publising)の申請画面には『このフィールドを変更することはできません』と書いてあります。しかし、実際に申請して修正が通っているようです。
ぼくは、出版するに当たってSEOみたいなことをほとんど考えていませんでした。『お金を減らしたくない妻 お金を増やしたい夫』は『金持ち父さん 貧乏父さん』から着想を得てつけたタイトルです。検索性はかなり低いでしょう。
そこで、サブタイトルにある『NISA』と『新NISA』をメインタイトルに持ってこようと思ったのです。『小説』も検索する人はいないでしょうから『小説で学ぶ初めての投資』をサブタイトル移動させて、代わりに『NISA』と『新NISA』を持ってこようと思ったのです。
before
『お金を減らしたくない妻 お金を増やしたい夫 小説で学ぶ初めての投資』
after
『お金を減らしたくない妻 お金を増やしたい夫 NISA・新NISA対応』
※メインタイトルの入れ替えにより、サブタイトルもそこそこ変わっています
翌日、KDPから衝撃の回答が届きました。
要約すると『変わりすぎてるからダメ』
これは別に良いのです。ダメならダメでしょうがないですから。
しかし、続く文章が衝撃でした。
5 日以内に元に戻さないとAmazon で販売できなくなるよ
てっきり、ダメなら審査で差し戻されるだけかと思っていました。
自分で元に戻す申請をもう1回やらないといけないんですね。
ここで困りました。
一字一句同じじゃないといけないのだろうか?
いや、もちろんタイトルは同じにするつもりです。
ただ、タイトルには『フリガナ』や『ローマ字』の入力項目があるのです。
果たして、自分が『新NISA』のローマ字を『shinniisa』と書いたのか『sinniisa』と書いたのか、はたまた『shinnisa』と書いたのか、さっぱり覚えていませんでした。
これくらいの差は大丈夫なのかもしれませんが、却下された直後なので失敗したくない思いがあります。とはいえ、完全には覚えていないので『こんな感じかな』という思いで再申請しました。
結果は……
審査通過!!!
よかったです。販売停止を免れました。
KDPへの申請内容は手元のExcelに書いて残しておかないとなあ、そう思った1日でした。
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