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7万人のフォロワーがどうのこうの

この話題自体はどうでも良いのですが、一連のツリーで個人的に異論があったので書いてみます。

「再現性のない投資手法は出版に向かない」

言いたいことはわかります。
再現性がないなら読んでも意味がないじゃないか、だから売れないだろう。ということですよね。

でも、出版に向くかどうかと再現性は関係ないと思うのです。

結局、本を読んだところで投資の成績なんて大して変わらないと思います。知識を深めるためなら、株式投資の未来とか、敗者のゲームとか、ウォール街のランダムウォーカーとか、この辺を読んでおけば十分です。

いち個人投資家の手法を真似れば勝てるなら、すでに証券会社が取り入れているでしょう。そうなっていないということは、特別な手法なんて無いのだと思います。

流行りの本が売れる理由

最近、高配当投資の本とか、流行って売れてます。
低PBR、低PERを買え、ROEや配当性向も見ろ、みたいなやつ。
でもあれって、真似しても上手くいくわけではないですよね。
(もちろん、うまくいく可能性もありますが)

再現性があるかと言うと、個別株投資である以上、あんまり無いと思っています。絶対に駄目な株を弾く効果はあるのかもしれません。

個人投資家の本って、手法が学びたいのではなく、億り人になった理由とか、年間100万円の配当金を得られるようになったストーリーを読んで、疑似体験したいというものだと思っています。

つまり、再現性がなくても出版に向く内容はあると思うのです。

『FIRE』子どもを2人育てながら1億円貯めた夫婦の40代FIREまでの道のり

これ、個人のKindle出版本を読み始めてほぼ初期の頃に読んだ本のタイトルです。今でも個人出版の中でかなり好きな本です。

本の内容自体を書くわけにはいかないのでAmazonの商品ページから見える情報だけ書きますが、1億円の軌跡はこんな感じです。
・そもそも東大卒
・GAFA部長に転職して給料爆上げ
・執筆活動で印税ドーン!
・億って副業収入もあるからFIRE!!!

もちろん、細かい積み重ねはたくさんあって、参考にできる部分はたくさんあります。でも、正直なところ、収入を上げる部分は真似できる人の方が少ないでしょう。僕も最初の感想は「参考にならねー」でした。

それでも、本としてとても面白く、読んで満足感がありました。
他人の人生を追体験できて、自分のメンタルもアガる、そんな本が売れるんじゃないかなと思っています。

おわりに

今日は上の子も下の子も20時にはスヤスヤでありがたかったです。
お陰でnoteを書けました。
でも、やっぱり文章を書くのって大変ですね。
これを続けている人たちはほんとに尊敬です。

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