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田村セツ子展(1/29)
弥生美術館で開催中の、田村セツ子展に行ってきました。
弥生美術館は、坊が生まれる前、着物でうろつくのにはまっていた時に散々通いました。
が、子どもたち生まれてからはとんとご無沙汰で。
20年ぶり近かったのでは。
たまに思い出しはするけれど、このまま、もう行かないのかなと思っていたら、タイムラインに流れてきた「田村セツ子展」という案内と、そのイラスト!
これは!あの!小学校の時に読んだ「おちゃめなふたご」の表紙!
いまだにジンジャーエールを飲むたびにちょっと思い出すあの本の。
そこからトントン拍子で「弥生美術館ツアー」が組まれたのでした。
久しぶりの弥生美術館は、覚えていたより構えがこじんまりしていましたが、中に入ると充実の展示内容。
つい、小さな文字も読んでしまって、近距離視力の低下を感じるとともに、某目薬のポーズをとりそうになりましたが、隅から隅までみっちり堪能して約2時間。
特に、自分が小学校くらいまでの頃のものは、見るもの見るもの、なんだか見覚えがあるものばかり。
見たかった「おちゃめなふたご」の表紙や挿絵はもちろん、
並んでいた文房具も、色鉛筆のケースやメモ帳、レターセットも、買ってもらったかは定かでないけれど、どれも見覚えのあるものばかり。
我を忘れて見入りました。
のけぞらんばかりに驚いたのは、作者が85歳で、今なおいちご新聞で毎回の連載を持っていらっしゃるということ。
かつ、展示してあった近影がそりゃあもうかわいらしいこと!
思わず崇拝の眼差しで見てしまいました。
センスや絵の才能なんぞは到底手に入れるべくもないですが、
せめていつまでも素敵でいることと、連載をこなす気力と好奇心と、にはあやかりたいものです。
距離も、よく行く上野駅からちょうどいいお散歩コースですし、会期中にもう1回くらいいくかもしれません。
常設展の高畠華宵も、特別展に合わせてか、私の微かな記憶とは展示品に違いがあったような気がします。
弥生美術館
入館料は大人1000円。
田村セツ子展の会期は3/26まで。
入場料や物販などは、基本的に現金でQRコード決済などは使えないのでお気をつけて。
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