国家公務員試験総合職【教養区分】受験記①概要

こんにちは。miKanです。2020年度の国家公務員総合職試験の教養区分を受験し、終了しましたので、概要と実際、感想をここに記します。
※あくまで2020年度の情報であり、正確な情報はご自身で人事院のHPなどをご確認ください。

国家公務員試験って?

そもそも公務員とは地方公務員と国家公務員に分けられます。地方公務員は就職先が地方自治体、国家公務員は就職先が中央省庁(国)と思っていただければよいかと思います。

公務員として国の機関で働くためには国家公務員試験の受験が必要になります。一次試験、二次試験を受け、合格をもらうと、就職先の官庁を決める官庁訪問をする資格を得ることができます。一度合格する官庁訪問をする資格は3年間有効です。公務員試験高卒程度・大卒程度・院卒者の3区分の試験に分けられています。教養区分以外の試験の申し込みは例年3月に行われており、4月に一次試験、5月に二次試験が行われます。専門試験がなく、広く教養を問われる教養区分試験(大卒者程度)は8月に申し込み、10月に一次試験、11月に二次試験があります。

国家公務員総合職って?

大卒者試験は、入省後の働き方により総合職、一般職、専門職に分けられます。業務内容のみならず試験の内容や難易度も異なります。総合職とは「政策の企画立案等の高度の知識、技術または経験等を必要とする業務に従事する職員」とされ、いわゆる官僚として政策の企画提案を担います。一方一般職は「主として事務処理等の定型的な業務に従事する職員」とされ、政策の実行を担います。

一般に、総合職の方が昇進スピードが早く、給与も高くなると言われています。

教養区分って?

教養区分とは、総合職一般職という職務上の区分とは異なる、試験上の区分です。他の区分と異なり試験が秋に行われ、官庁訪問もその年に行われます。次の春から就職したい留学から帰ってきた4年生や、民間就活を余裕を持って行うために早めに試験を受けておく3年生が多いようです。民間の就活が本格化する前の年に合格を押さえておくのは安心ですね。

もちろん院生も受験できます。院生はこの試験を受験しても大卒者としての内定となってしまうので、教養区分で合格する→余裕があれば院卒者試験を受けるというようにし、資格を院卒者にアップするのがおすすめと説明会の際に伺いました。

教養区分の試験はその名の通り、広く教養が問われるのが特徴です。

試験の流れ

7/31~8/24 インターネットにて申し込み
10/4 一次試験
10/21 一次試験合格者発表
11/17~25 二次試験
12/11 最終合格発表
※正確な日付は2020年度のものです。

細かい試験の内容と行った対策、感想についてはこれから公開する記事をご覧ください!

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