第59期コモンビート参加記⑦
11月末のオンライン練習の時のことを書くの忘れてたけれど、
前半通しが濃すぎてオンラインのことをあまり覚えてないです。
なので覚えてることだけ簡潔に書いて、前半通しの話がしたい。
オンライン練習で印象に残ってるのは「線のワークショップ」。
印象に残ってるったって、どんな質問があったか、自分が何を言って皆が何を言ってたかは全然覚えてない。
記憶よ、どこいった……
でも、一つ覚えてる、心に刻まれてるのは、
「線って固定されてるものじゃないよね」っていう話。
いろんな線があるけれど、どの線も必ず常に「そこ」にあるかっていうときっとそうじゃない。自分の経験やその時の状況によって、自分側に線が寄ったり遠くなったり、直線になったり曲線になったり、薄くなったり濃くなったり。
線が消える、というのはなかなかないかもしれない。
でも、形を変えるならば、状況に応じて自分で形を変えればいい。
私の中にもたくさん線があるけれど、コモビに関連することで言うと一つは「できる/できない」の線。
「できない」ことは挑戦しないって自分の中でなっている。
踊るのは好きだし、得意ではないけれどできなくもないから挑戦する。
でも、歌は好きだけど、下手だし歌えないから挑戦しない。
そんな風に、私の中で固まっちゃってる。
(On Stageでは歌に挑戦したけれど、それはあの空間が私にとって特別な空間で、知らないうちに線をちょっとexpandできてたんだと思う)
この「できるからやる/できないからやらない」の線はすごくはっきり私の中であって、でも線がしなやかで可変のものだとするなれば、私はこの線を変えていきたいって思った。
そう思っていた矢先に、後半コールバックのアピール企画が発表されて、これは「線が可変である」を自分で体現できるチャンスだな、と。
だから挑戦したくて、その日から毎日その音源だけを聞きまくった。家でも、通勤中の道でも、歌う練習をしてた。
でも、練習して自分の歌を聞いてると、聞くに堪えない歌をしていて、やっぱり私に歌なんて無理だって思ってきて。
それでも、ここで諦めたら今までの自分と何ら変われないって、期限ぎりぎりまで練習して歌って試し動画も撮って、って頑張った。
結果、提出までいかなかった。
「私には無理」「どうやっても歌は歌えない」って諦めた。
後悔してないかって聞かれたら、たぶんしてる。だって変われてないから。私の中にある線を動かすことができなかったから。
でも、ここで、歌を諦めたくないって思ったことだけはもしかしたら今後の何かの糧になるかもしれない。
少なくとも、テーマの練習のモチベに活きてはいるかもしれない。
だって、歌えないんだから、練習してもどうせ無理って前なら確実に思ってた。いまだに思う。どうせ私に歌なんて無理だって。
でも、歌えるようになりたいって練習しようという気になってる。気になったところで、耳が悪いから音はわからんし、正解と自分のを聞いて自分が高いのか低いのかもわからないから、たぶん意味はない。
なんか話が逸れて、「歌える人まじですごい」「やっぱり私には歌えない」っていう謎の結論に行き着いてるけど、
何が言いたかったかっていうと、
「線は動的だよ」ってこと。
それを体現することはできなかったけど、少なくとも「線は動かせるんだ」ってことを心に留めてたら、きっといろんな行動が変わってくるんじゃないかなって希望的観測の話でした。
簡潔に書いて前半通しの話に行くはずが、
線の話を思い出しながら書いてたら普通の長さになっちゃった。
長くなった原因はアピール企画の話だけど、まぁ赤裸々にできなかった後悔を残しておこうと思う。
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