第59期コモンビート参加記⑩

今日は練習中に泣いたおはなし(?)。

23日。クリスマスイブイブの日、年内最終練習だった。
前日夜まで大陸自主練で帰ってくる頃にはてっぺん越えてて。
だから2時間半しか睡眠取れず、迎えに来てくれた車に乗ってマッシュとゆうとと3人で練習に向かった。

午前中はブラサカ。
目隠しをするって、不安で怖くて何かしらワークが始まるぎりぎり直前までつけられなかった。視覚が奪われた世界で生きるのってこんなに怖いことなんだ、と月並みだけどそう思った。
目隠しをして音や声だけで動くって集中力がすごく必要で。五感っていうのはそれぞれ補い合っているんだと実感。目が見えないと耳も遠くなったような感じがして、常に耳を澄ませていないと誰も声も聞こえない。視覚情報って、誰がどこでしゃべってるとかっていうのを認識させてくれる重要な情報なんだな、と。だからこそ、目が見えない中で声掛けや音だけで狙った位置にボールを蹴れるブラサカの選手も、声での指示だけで練習に参加しているキャストの皆も本当に尊敬する。
それから、私としてはこれくらい言ったらわかるかなって思って言ったことも、実際自分が見えない側になってみるとそれでは情報が不十分だったって気付くことができたり。わからなかったらここがわからないっていう風に質問をすることが大事だったり。「相手を聴く。自分を発信する。思いやり。」が重要だと改めて思うことができた。
全員目隠しで名前順に並ぶワークでは、それが私には全然できてなかった。どこかで誰かが「○行の人~!」って呼びかけてるのは聞こえていたけど、その声の方に向かっていって「さ行!せいか!」って何回か言っても誰にも拾われなくて。発信の難しさを感じた。すみれとしゅわっちに出会ってからは私の両隣がほぼほぼ確定した安心感から「後半の人たちがんばれ~」なんて思ってた。発信も思いやりもない。だめだめだなぁ。

お昼はクリスマスプレゼント交換企画してる皆を見ながら、すみれの隣でご飯を食べた。すみれの隣ってなんであんなに居心地良いんだろうなぁ。ゆりなも来て、すごく穏やかなお昼だった。

午後イチはkeepの振り入れ。
メインダンサーに配役されたから頑張んなきゃって必死だったけど時間ないからひたすら進むし、振り覚え悪いしでだめだめだった。
体験会でkeepやったアドバンテージはどこへやら。通してみたらもはやサビさえ踊れない。てか、一曲だけでぜぇぜぇになって死ぬかと思った。これ振り入って踊れるようになったらまた酸欠になるやつやんって思ってた。
公式練習で再びぶっ倒れないように、自主練とかで酸欠対策できるようになりたい。頑張る。

ほんで最後は願いの歌練習。
あんよが一人で歌ってくれて。優しいのに力強い歌声に聞き惚れてた。
でも、パート分かれての音入れで、輪になって皆で歌ってて。近くにはなっこもいるし、真後ろでちーたんも歌ってくれてたのに、やっぱり私は音が取れなくて。わかんなくて。歌えない自分が嫌で苦しくて声が震えた。
最後全パート合わせた時も、感動して毎回泣いちゃうって言ってるキャストを横目に、歌えなすぎることに泣いた。

そんな不安定な気持ちだったもんだから、みんと隊ムの大陸時間に目をつぶって今までの自分のみん活を振り返ってみてって言われても、ネガティブなことしか出てこなかった。それでまた泣いた。今声出したら泣いちゃう、泣きたくないし、泣くほどみん活がしんどいわけでもないのに泣いたら迷惑だからって思ってたら、思ってるうちに時間なくなっちゃって。自分の話しなくていいってなってちょっとほっとした半面、皆が勇気出して声上げてくれた中何もできなかった自分が申し訳ないのと、ほっとした自分が最低すぎるので気持ちぐるぐるしてた。

そんなこんなで不安定な年内最終練習でしたとさ。
でも、その後の全体飲みは楽しかったよ。眠すぎてやばかったけど。

読み返す体力も気力もないので、文章おかしかったらごめん。
なんて、ここまで読んでる人ほとんどいないと思うけど。

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