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自閉症啓発デー 明石洋子さん講演回

目的

講演会で心に残った事を覚え書きする。

講演会感想

当事者家族の方のお話を聞く事がとても大切だと感じた。
理由①講演でのお話は、本で得る情報や知識より具体的なので、情景とともに鮮明に記憶された。
理由②その一人に注目できるので、当事者と近い感触で、経験値を得られた。

覚書キーワード

①自己決定支援(自分らしく生きる)

■重要度
「~~ができる」<<「~~したい」という思いを育てる。
■流れ
やりたい→学ぶ→できる。
例)仲の良い女の子と同じ学校に行きたい→勉強する→学校に通うことができる。

②プログラム:手順書(こだわりを活かす)

■分かる伝え方
→視覚的、具体的、肯定的
否定的・・・やってはいけません。
肯定的・・・OOします。
■伝わるメリット
・やるべき行動が分かる→褒められる→自己肯定感上がる→チャレンジできる
■伝わらないデメリット
・やるべき行動がわからない→不安→パニック・他害(強度行動障害)
△自閉症だからパニックが起こる。
◎自閉症で、伝わらないことが多く不安だからパニックになりやすい。

③本人の力+人の支援=100%(環境への働きかけ)

■本人の力
①社会ルール
②自立スキル
③人との関わり方(挨拶から)
■人の支援→啓発
本人を知り、理解し、工夫する人を地域に増やす。

まとめ

やりたいことを自己決定し、そこにたどり着くための必要要素をプログラム化し、本人の力を最大限に引き出す。あとの部分は環境で補う。

心に残った事

■ありのままを認め、逆転の発想を
「パニック」は強い意志がある証拠、思いを育てるチャンス。
「こだわり」は知恵がフル回転、利用しない手はない。
「超多動」は好奇心旺盛
「イタズラ」も隣人との関係作り


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