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見て!聴いて!びじゅチューン!!第7回「びじゅチューン!の秘めたる可能性」

もしも、レオナルド・ダ・ヴィンチの「モナ・リザ」が、会社のお局様だったら・・・?

もしも、フェルメールの「牛乳を注ぐ女」が、社員食堂のどんな料理にも牛乳を注ぐ女性だったら・・・?

もしも、スペインにあるサグラダファミリアが、編み物をしたら・・・?

そんな、有名な美術作品たちの「もしも」を歌とアニメで展開し、美術作品を分かりやすく紹介するテレビ番組、それが「びじゅチューン!」だ。

このマガジンでは、「びじゅチューン!」をこよなく愛する私、夏秋が、番組の魅力を7回に分けて語っていく。まだ「びじゅチューン!」を知らない方たちに、この番組をぜひ一度見てもらいたい!私と同じように「びじゅチューン!」が大好きな方たちに、もっと番組を好きになってもらいたい!そんな思いから書き始めたマガジンだ。

さて、この第7回をもって、「見て!聴いて!びじゅチューン!!」は遂に最終回を迎える。ここまで読んでくださった読者の方々には、感謝の気持ちを伝えたい。今回は、私、夏秋が「びじゅチューン!」という番組が秘めた可能性について話していきたい。「びじゅチューン!」が私たちに何を教えてくれるのか、どんな影響を与えてくれるのか、私なりに考察したことをまとめてみたので、ぜひ最後まで読んでいただきたい。


1. 多種多様な美術との出会い

 世界には、様々な美術作品が存在する。あなたは、どれほど沢山の美術作品を知っているだろうか。学生時代に美術の教科書で見て出会った作品、実際に美術館に行って出会った作品、…。そのようにして出会った美術作品は、果たして世界の美術作品の何分の一なのだろうか。

 この「美術作品との出会い」の新しい形となるのが、まさに「びじゅチューン!」という番組なのである。井上涼さんの歌とアニメで紹介された美術作品は、今や100を超えている。その中には、私が今まで出会ったことのなかった美術作品がたくさんあった。そして、番組を通じて出会った作品を、実際にこの目で見てみたくなった。私はこの番組を見たことがきっかけで、初めて自分の足で美術館に赴くようになったのだ。

私たちが知っている美術作品は、世界中に存在する美術作品のほんの一部だ。また、「びじゅチューン!」で紹介された100を超える美術作品も、そのほんの一部なのだ。それでも、私たちと美術との出会いは、奇跡のようなものである。その架け橋となるのが、「びじゅチューン!」という番組なのだ。


2.  “歌って覚える”美術たち

 「びじゅチューン!」で放送される井上涼さんの歌の魅力については第2回で紹介しているが、その一つとなるのが、耳に残るメロディーだ。それはつまり、すぐに真似して歌うことができるということである。この”歌って覚える”という楽しみ方は、「びじゅチューン!」でしかできないだろう。

美術作品には、題名や作者のほかに、その作品が作られた背景や歴史的要素など、複雑な説明が加えられることが多い。しかし、そのような複雑な説明が一切なく、歌とアニメで美術作品を知ることができるというのが、「びじゅチューン!」の最大の見どころなのだ。


3. “聴いて楽しむ”美術鑑賞

 美術作品は、本来は”見る”ものである。しかし、「びじゅチューン!」は、美術を”見る”だけでなく、”聴いて”楽しむこともできるのだ。

 見て楽しむ芸術が美術だとしたら、聴いて楽しむ芸術は何だろうか。そう、音楽である。当たり前なことではあるが、音楽も美術と同じ芸術である。しかし、私たちは知らず知らずのうちに、美術と音楽を別のものと捉えている。美術と音楽、形は大きく違えど、同じ芸術なのである。

一方で、「びじゅチューン!」は、美術作品を歌で紹介するという、美術と音楽が融合した新しい芸術の形を提供してくれるのだ。本来”見て楽しむ”芸術を”聴いて楽しむ”ことができるのは、「びじゅチューン!」ならではの魅力なのだ。


4. おわりに

さて、「見て!聴いて!びじゅチューン!!」いかがだっただろうか。美術と音楽の融合がもたらす新たな芸術の形を、「びじゅチューン!」はこれからも提供し続けていく。そして、歌とアニメを通じた美術作品との出会いは、私たちの心をより一層豊かにしていくのだ。

 さて、冒頭にもあるように、このマガジンは今回の記事をもって終了となる。ここまで読んでくださった方々には、心から感謝の気持ちを伝えたい。このマガジンをきっかけに、「びじゅチューン!」に興味を持った方や、「びじゅチューン!」をもっと好きになった方がいれば幸いである。私自身も、改めて「びじゅチューン!」という番組について考え、様々な魅力を知ることができ、番組への愛も一層深まっていった。今後も様々な記事を書いていこうと考えているので、このマガジンを気に入ってくださった方は、ぜひ他の記事も読んでみてほしい。


それでは、また次の記事でお会いしましょう!

このマガジンを読んでくださり、本当にありがとうございました!



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