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ドラマ【366日】名台詞集
2024年4月期フジテレビ月9「366日」より、心に残った台詞をまとめました。
最終回まで、放送毎に当記事を更新していきます。
●作品情報
公式サイト
●名台詞集
第1話
顔見て話したい
「LINEより、顔見て話したいって思った。」
明日香にLINEの返信をしなかった遥斗が、明日香に会いに行った理由を話した台詞です。
プライベートも仕事も、今はテキストでのやりとりが多い時代。
SNSでなんとなく繋がりお互いの気配も感じられるし、直接会って話したいという感情を抱くことが少なくなっている。
その中で、「顔を見て話したい」と思い行動するという何気ないはずのことが、特別なことのように感じられる台詞で、印象に残りました。
こっちはいつも揺さぶられてんの
「明日香は自分にどんだけ影響力があるのかもうちょっとわかったほうがいい。こっちはいつも揺さぶられてんの。昔も今も。今何してんのかなとか、何考えてんのかなとか、こっち見てくれないかなとか、気付いてくれないかなとか。なんかいつも考えちゃって、そんなの明日香だけだった。」
明日香に想いを打ち明けた時の遥斗の台詞です。
ずっと明日香のことが気になっていた遥斗は、高校時代からいつも、明日香の一挙手一投足がいつも気になり、目で追いかけて、ちょっとした言葉に振り回されて、ドキドキして。
そんなのは自分だけだと思い、その想いは内に秘めたままで過ごしてきた。
誰かに恋をする時の気持ちを、こうした台詞で、男性目線から語らせる場面が意外と少ないように感じて、とても新鮮なシーンでした。
可愛らしい片想いのときめき感が伝わってくるような台詞でした。
第4話
わからないなんて言い合ったって意味がない
「人の悲しみなんて、それぞれのものじゃない?あなたにはわからないなんて言い合ったって、意味がないよ。」
2年付き合った彼氏が既婚者で知らず知らずのうちに不倫をしていた莉子。
明日香との関係がこじれて、自分の辛さなんて明日香にわからないと言った莉子に、明日香が言った言葉です。
人の痛みや苦しみを、他人が100%理解することなんて出来ない。
でも明日香の言うように、わからないと言い合い線を引くばかりでは、何も生まれず、距離が生まれるばかりです。
誰かの心を動かしてたってすごいこと
「誰かの心を動かしてたって、すごいことじゃん。」
好きだった音楽も、就職も、本気で向き合わずにここまできてしまったということがコンプレックスだった明日香ですが、その明日香が高校生の頃に放課後練習していたクラリネットの音色が、実はその時の遥斗を励ましていた。
そのことを明日香に伝えた莉子の言葉です。
人はきっと、誰かに影響を与えている。そう思わされます。
第10話
人から見た成功の基準と自分が自分に満足できるかは別
「人から見た成功の基準と、自分が自分に満足できるかは、別じゃん。それに、夢がないからダメってことでもないと思うんだよね。目の前のことコツコツやってる自分だって、褒めてやっていいんじゃないかって。」
活躍する友人の姿を自分と比べる明日香に、和樹がかけた言葉です。
他者からどんな評価を得るかより、自分で自分を認めてあげられるかどうか。
和樹の言葉に共感しました。
ネガティブな妄想なんて時間の無駄
-雪平明日香「ちょっとわかるかも。本当に自分でいいのかなって考えちゃうときありますよね。」
-戸田彩乃「そんなの直接聞けばいいじゃないですか。ネガティブな妄想なんて時間の無駄じゃありませんか?」
相手の気持ちをぐるぐる考えて身動き取れずにいる明日香に、同僚がかけた言葉です。
人の気持ちなんて、どんなに想像を巡らせ寄り添ったとしても、100%なんて理解出来ない。
本人のことは、その人にしかわからない。
共感する台詞でした。
やりたいことやらせてもらえるなんて奇跡みたいなもんだろう
「やってみりゃいいんじゃねえか。なんかあったら俺が飛んでってやるよ。大阪なんてすぐだろ。失敗したら帰ってくりゃいいし。やりたいことやらせてもらえるなんて奇跡みたいなもんだろう。あの頃のこと考えてみろ。先も見えない中、毎日必死にリハビリだけでさ。」
大阪への転勤について、遥斗が父・輝彦に相談した際の、輝彦の言葉です。
何かあってもなくても、息子の力になる。
父親の想いが感じられるシーンでした。
遥斗が記憶を取り戻したきっかけも、父・輝彦とのキャッチボールでしたね。
人は、いつかと強く願ったことも、いざ目の前で叶いそうになると、怖気づいてしまうことがある。
それでも、昔の自分を報うことが出来るのは、今の自分だけ。
父に背中を押され、踏み出すことを決めた遥斗でした。
第11話(最終話)
人生に関わらせてもらえて幸せでした
「ほんの一瞬でも、水野さんの人生に関わらせてもらえて、幸せでした。」
遥斗への想いを抱いていた宮辺が、気持ちに区切りをつけ、遥斗に言った言葉です。
「好きになれてよかった」とか「一緒に過ごせてよかった」という言い方ではなく、好きな人の人生に少しでも関われたことを幸せに思う気持ち。
何気ないシーンではありましたが、印象に残った台詞でした。
思い出話し出来るのすごい嬉しい
「思い出話し出来るの、すごい嬉しい。」
記憶が戻り明日香と再び想いを確認し合えた遥斗が、明日香と思い出話しをしながら言った言葉です。
過去を共有して、一緒に懐かしむことが出来る人と、今も繋がりを持てているということは、尊いこと。
そう感じさせる台詞でした。
以上、ドラマ「366日」の名台詞集でした。