6/9 とにかく暑いよね

若干、気候に慣れてきてる

けど暑いなぁー暑いっすわ

こっちの生活に少し慣れてきたから、気を抜くとちょっと気持ちが篭り気味になる/気を取り直して。

今日の始まりは国仲さんと市場に。なんだかんだ買うのやめてしまって。国仲さんはイチゴを買っていた(1kg)一緒に買ったラズベリーは下3分の1がだめになってたみたい。

その後、ブルケンタール国立博物館に行く。38leiで全ての展示を見られる(ちなみに1leiは30円くらい)(そういえば、こちらでは1階が0階なので、エレベータに0のボタンがある)の中で、1階にヨーロッパの絵画、2階にルーマニアの絵画、他展示物、が陳列されていた。

これは中庭

そうこうしているうちに13時近くになっていて、レストランに向かう。ボランティアには昼夜それぞれの食事券が配布されていて、固定のレストランで1日2食を無料でいただくことができる。時間的にレストランでの食事が難しい時には、容器に入れて持って帰ることもできる。大変にありがたい。今日のお昼はスープ・焼き鳥・リゾット的なやつあとピクルス。冷たい水が飲めるのも素晴らしい。どうやら他の席では誕生日のお祝いをするらしく、テーブルを長くくっつけて準備が始まっている。

ちなみにルーマニアの食事はボリュームは十分、日本に比べると少し油・塩が多い感じがする。シンプルな味付けが多い印象。美味しく食べています。

その後、ボランティア内希望者が集って、アストラミュージアム(正確にはアストラナチュラルミュージアムコンプレックス)に向かう。先導してくれるのは地元ボランティアのみんな。女性男性問わずすごく大人っぽいのだが、ほぼ全てのみんながティーンエイジャーらしい。地元のバスやタクシーの手配など、ティーンエイジの彼/彼女が行ってくれる。有り体な言い方だがとてもちゃんとしている。どうしたらこんな風に育つことができるのだろう?それをやるのが当たり前だ、という風に見える。


アストラミュージアムは広大だった。ルーマニアの伝統的な家家がその広い敷地のいたるところに点在していて、私たちは自由にそれを観ることができた。動物園もあるらしいが、流れに乗って泣く泣く見逃す。

石・煉瓦の家をたくさん観てきたのに、ここにあるのはほぼ、木で出来た家だった。井戸を汲む仕組みから何から・・・。ルーマニア自体が様々な国からの侵攻を受けてきた歴史があり、例えば今泊まっているホステル近くの石畳はドイツの政権が補修したのだという。ロバが放し飼いになっている。


その後、ディナーに向かうとさっきの誕生日会がまだ続いていた。突然のケルトっぽい音楽に合わせて老若男女問わず円を描いてステップ!踊り出す。我々もなぜか参加して、大きな円になる。あぁなんかすげえなぁ。

日本の盆踊りとかって、踊りたい気持ちよりも、踊らされてる気持ちが強くなったりする気がするんだなぁ。なんかそういう感じじゃない、変化していくステップ、とか、いつ出してもいい声、とか、、、別に日本が嫌ってことが言いたいんじゃない!っすよ!なんか・・・伝統的なものを普通に受け入れて普通に楽しむ、って、それだけですごいことなんじゃないか、って思った。なんだろう、例えば私の地元のお祭りは、篠笛・大太鼓・小太鼓がセットなのだが、聞いた話によると篠笛を吹く子供が減っているらしい。私の代の時は、上級生が篠笛を吹くのがなんとなく流れで、しかもそれがちょっとかっこいい(私にとって)と思っていたのだが、(予想するしかないけど)人がいなくなって義務みたいになったらそれはそれで急にやる気が無くなるのはわかるし、きっと花形の太鼓を叩きたいのだろうし、何の話だっけ?

楽しく踊った後に、バースデーケーキが登場。どうやら60歳の誕生日なのかな?4〜5時間経ってようやくバースデーケーキなのか!?タイム感がすごい。そのあたりの人がどうやら足が攣っちゃったらしくてそれを手当てしたしんごさんがお酒をもらっていた。その後シャンパンももらっていた。ふふふ。

夜ご飯は鳥の焼いたやつとジャガイモ、あとザワークラウトなのかなキャベツ。この鳥が個人的にはヒット。美味しかったですありがとう。で、数名でGONG THEATER という劇場に向かってみる。なんかやっている感じなのでできれば演劇を見たかったのだが、調べても調べても時間が出ないし、電話しても繋がらないので、直接行ってみよう、ということで。昨日散策中に見つけていたので、案内する。も、やっていなかった。ーーーそういえばその行く道でコカコーラチームのお二人と演劇のお話を。王子小劇場の自販機の話から、演劇がどういう仕組みで(カンパニーで/スタッフ構成で/時間で)行われているか、という話。ーーーで、その後はハンドメイドマーケットとストリートフードフェスティバルが今夜までということで見て回る。

劇作家・翻訳家のイチカワさんと、ライター・編集者のミサキさん、あとカメラのマグさんも合流して、ポテトやアイスをつまみながら真面目な話をする。なぜシビウに応募したのか?演劇はどういう状態なのか?追ってこの内容も書けたらと思うが、とりあえず今は備忘録。

うちに戻った。明日は早いし、準備をしなければ。今日、ある程度の仕事の割り振りがちょっとわかった。ルーマニアで知り合いと会うかもしれない。驚き。

楽しく過ごしたい。ていうかここは努力次第だなぁ。英語が2ライン3ライン重なると急に聞き取りづらくなる。がんばろう。もう三日経った。始まりはすぐ近くです。

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