オンライン講義について

 はじめに

 この文はあくまで『教室でペンとノート、教科書を開いて講義を受ける大学生』が書いたものである。また意見もこの状況を想定して述べているものであり、学校や医療の現場で実践経験を経ることが不可欠な学生に対しては同情してもし切れないという考えである。そして何より、物書きの経験など皆無な人間が書いた代物なので駄文極まりない出来であるので、そこだけご承知いただければ。

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 私は都内の私立大学に通う3年生である。今年の授業に関しては、昨年の分を取り返すだか何だか分からないが、文科省を筆頭にやたらと「可能な限り対面を」と言い張っている。正直私はそれに心底辟易している。

 なぜ辟易しているかと言うと、至ってシンプル。

「通学に片道2hかかるから」である。

他大学の事はあまり知らないが、私の大学は人数によってオンラインと対面を分けている。そして私の取っている講義はどれも日中がオンラインで夕方が対面という方式になりそうである(現在は全てオンライン)。少し考えてみてほしい。90分の講義を受ける為に片道2h、往復で4hもかけて大学へ行くという呆れた話があるだろうか。世間では大学生が対面を望んでいる声一色であると思われがちだが、中途半端に分け、感染しに行くのか講義を受けに行くのか分からない時間配分になり、サークルは出来ない。こんな中で対面を強行されるのは、言ってしまえば大迷惑である。

 対面を望む学生には申し訳無いと思うが、そもそも大学とは人様の顔を拝みに行く場所では無い。どうせ講義中に教授の話も聞かずにスマホをいじったり、友人と共謀して都合よく講義の一部を掻い摘んだりするのが狙いだろう(あくまで座学をメインとする場合)。教場だろうと自宅だろうと本人の態度が変わらないのに、何をご立派に「対面にしてくれ」と言っているのか。少しくらい、完全に自分の力と責任だけの状況を経験しておくべきだ。頼るというのは「自らの力ではどうしようもないが、必ずそれを達成するためにやむなく他人の力を借りる」というのであって、自分が楽をするためでは無い(まぁ状況によっては楽をする為の場合もあるが、学問においては当てはまらないと私は考える)。

 またウダウダ長ったらしくなってしまったが、私の考えは「状況が完全に落ち着きを見せるまではオンライン1本に絞るべきである」というものである。

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