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【栄養学】コレステロール値が高いと言われたら?

あなたはスタチン(コレステロール低下薬)を飲みますか?

健康診断の結果、医師に「コレステロール値が高いので薬を飲みましょう」と言われたら、皆さんはどうしますか?
私は健康だから心配ない!と放っておきますか?

私の知人でコレステロール値が基準値より高いと診断されているにもかかわらず、プラントベースの健康的な食事をしているから心配ないと放置していた人がいます。ある時、その人が頸動脈の検査を受けると頸動脈の血管にプラークがたくさん見つかったそうで、プラークが脳に移動すると脳卒中を起こす可能性があると医師から言われて、慌ててスタチンを飲み始めたそうです。

体に健康的でない兆候が現れたら、それには必ず原因があります。
まず何がそれを引き起こしているかを確かめましょう。

なぜ私たちは間違った判断をし続けるのか? 正しい判断を始めるにはどうすればよいのか? この問いにコリン・キャンベル博士は自著「栄養の未来」の中で答えています。

「そのためには幅広い知識が重要である。良い証拠は還元主義と全体主義の原則を満たす必要がある」と。

キャンベル博士の話は少し難しいと感じるときがありますが、いつも心に強く訴えかけられます。
この言葉は簡単にいうと部分的にモノを判断しないで、全体を観察しなければならないということですが、それには幅広く学ぶことが求められるのです。

コレステロールについては、治療を受けるかどうかは自分自身の個人のリスクの計算に基づいて決定される必要があるようです。
今回は決定するためのツールや下記のような項目を掘り下げていきましょう。

概要
• コレステロール値の基準
• スタチンの副作用
• 心疾患や脳卒中のリスク要因
• スタチンを飲んだほうがいい人、飲まなくていい人
• スタチンを飲まないでコレステロール値を下げる方法
• 特に血管をキレイにする食べ物
• まとめ

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