5歳児のオンライン授業、第1日目。
私たちの暮らすニューデリーでは、3月初めに新型コロナウィルス肺炎の患者が出たことを受け、3月5日(木)の夜に突如、翌6日(金)から3月いっぱいまで、デリー市内のすべてのPrimary School(日本の小学校に該当。この措置には幼稚園も含まれます)が閉校となってしまいました。チーン…。
3月はもともとHoliという大きなお祭りに合わせて、週末と繋げた4日間の連休、そして下旬からは約10日間の春休みがあったのですが、いきなりすべて休み(しかもあまり出歩けない)というのはやはりキツイです。でも、娘の通っているスクールが、これを機に、準備を進めてきたオンライン授業を開始することを発表。
さっそく休み1日目の金曜日に、5歳児の学年は、Read Write Inc.という英語のクラスのオンライン授業を実施しました。
娘の学年は1クラス約25名、全3クラスですが、普段毎日行われるこの授業は、英語のレベル(ネイティブの子もいれば、英語が国語ではない国から来た転校生もいるので、5歳といえどレベルに差があります)に合わせて、クラスの枠を外して、10名くらいのグループに分けられています。そのグループごとにオンライン授業も実施です。
この日、娘のグループのオンライン授業は、録画動画で行われました。
大きなテーマはフォニックスの「ow」。先生が「ow(オウ)」と発音したら、手の合図に合わせて、娘も「ow」と発音練習。それから、フラッシュカードで、すでに習ったサウンドの復習。次に同じように単語の読みをフラッシュカードでサクサクとやっていきます。「blow」「snow」「fell」などカードに書かれた単語を次々に読み上げていく娘。先生の指示どおり、今日新しく登場したサウンド「ow」が出てきたら、上の画像のように、例えば「snow」と発音しながら、両方の人差し指を先生に向けます。なんだかゲームみたい。
そして最後に5つの書き取り。この日は、「blow」「snow」「low」「show」「vet」でした。先生が「blow」と言ったら、まず指で何音節かを確認。この場合は、b-l-owで3音節。それから自力でスペリング。1語ごとに先生が回答を示し、子どもが自ら答え合わせをします。
こんな感じであっという間の30分でした。始める前は30分も集中力が持つのかなとちょっと心配だったけど、テンポ良く進むし、何より娘が楽しそうだったのが印象的。普段のクラスの様子も垣間見ることができて、私も勉強になりました。
今週からは授業のある平日に3コマのオンライン授業があるようなので(ライブはそのうち1-2コマ)、どんな感じがちょっと楽しみ。本当に、今の時代、学び方も多様化しているなーと実感しました。
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