サーフィンってまじムズイ
これは、去年の夏書いていた日記。
おもしろいから掲載。
今年も暑くなって、サーフィンを楽しんでいる。
海に漕ぎ出して振り返れば山がどっしりと見える。
それだけでゆるむ身体。
この地に本当に感謝してる。
サーフィンをはじめた。
「うねりからテイクオフして立つ」
その一通りができるようになるまでが
ほんとに長い。
最初の1ヶ月ぐらい、毎日数時間練習してもなかなか乗れなかった。
重心のかけ方 バランスの取り方 タイミング スピードを身体でつかむまで。
何よりも重心がわたしには難しい。
ノーズが沈んで前にずっこけたり 後ろすぎて乗れなかったり。
あとはパドリング(手で水をかくこと)をマスターすることも。
スピードが出なくて全然進まないし、無駄に疲れるし
パドリング苦手だわあ…と思っていたら
知り合いからなんかバブリーな香りのサーフィン上達ガイドブック😎を譲り受け
その中に
”パドリングが苦手と言っているうちはサーフィンではなく海水浴です”
という言葉を見つけて、めっちゃ悔しくなって
諦めてパドリングの練習をちゃんとするようになった。
来る波なんでも乗っていいわけじゃなく
波選びを間違えて
割れる直前の波の真上に乗ろうとしたり
ダンパーに巻きこまれてれて、板と一緒に洗濯機みたいに体が回転したり(危ない)
それでも練習を続けて、
やっととっても楽しく波に乗れるようになった。
きっと 昔の自分ならできなくて嫌になってすぐ辞めていただろうと思う。
ヨガの教えでいうところのabhyasa -修習- とvairagya -離欲-
継続的な努力
と
欲望や執着を手放すこと
これができるようになりたい!のこれ を手に入れるためにやるんじゃなく
瞬間瞬間、ただやる。淡々と。できるなら楽しんで。
プロセスを楽しむこと。続けること。
なんにおいても、これがやっっとできるようになってきたわたし。
その結果、テイクオフがついてきたといった感じかな。
嬉しい。
そして
海の水の浄化作用って
本当にすごくて
どんなに疲れていても
パニック発作が出そうでも
怪我していても
変なエネルギーを肩に乗せて連れていっちゃっても
海に浸かれば全部洗い流してくれる。
海に浸かるために、サーフィンをしているのかもしれない。