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Mrs. GREEN APPLEから学ぶ【嫌われる勇気】

私は2017年6月からMrs.GREEN APPLEのファンだ

ファン歴7年だからこそ語れるMrs.GREEN APPLEの遍歴とそこから学べることについて書く。

まず彼らが世に知られるきっかけとなったのは

メジャーデビュー曲のStaRt

これが2015年。

それからspeaking、wantedで

着々と伸び2018年の青と夏で爆伸びした。

それからの伸びがすごい

2019年インフェルノ、ぼくのこと

2022年ダンスホール、私は最強

2023年ケセラセラ

2023年の紅白出場

レコード大賞受賞

華々しい経歴に思えるが

彼らは凄まじい批判を浴びた時期もあった

ーーー

時遡り2015年

我逢人をリリースした

当時、おっさん世代にブッ刺さる歌詞だった

哲学的だが情緒的で

慈愛に満ちた歌詞

誰もが心の中で思ってることを言語化してくれたような歌詞。

当時の人は衝撃を受けたことだろう

これを18歳が書き下ろしたことに。

心を掴まれたファンは2016年に悲劇をみる。

サママフェスティバル

あれだけ深かった歌詞が一点。

まるで小学生に向けたような歌詞

考察のしようもないほど浅い歌詞。

当時のファンは激怒した

ものすごい剣幕だった。

もちろんアンチが急激に増えて

Mrs.GREEN APPLEは叩かれた。

だがその後のアルバムでまた深い歌詞が復活し

炎上はおさまった

かのように思えた…

2017年wanted、フーフーフー

急なEDM、パリピ路線にファンは困惑した

Mrs.GREEN APPLEはどこへ向かってるんだ…

彼らの音楽は掴みどころがない

そんなことを言われた

だが彼らはスタイルを変えなかった

彼らの音楽はいつでも自由だ。

ファッションだって自由だ

音楽とは本来、「音を楽しむ」もの。

彼らほど音を楽しむアーティストを見たことがない。

ーーー

彼らが活動休止をした後の

復帰デビュー曲

2022年、ニューマイノーマル

これが俺らの新しいスタイルだ!

と言わんばかりのファッション

メンバー3人が髪を染め

メイクをして

奇抜なファッションに身を包んだ

もう彼らを止められない。

彼らは貫いたのだ。

アイデンティティを

彼らには最初からあったのだ

【嫌われる勇気】が

想像してほしい

もしあなたが音楽をやっていて

ものすごい罵声を浴びたら

批判をうけたら

立ち上がれるだろうか?

それを乗り越えて

また同じように批判をうけたら

立ち上がれるだろうか?

彼らは何度も非難をうけ

それでも自分たちのスタイルを貫いた。

ーーー

ある日のインタビュー

大森はこう語った。

“ミセス、そっちに行っちゃったのね”って思う人もいるかもしれないけど、そもそも僕ら、どこにも行ってないですから(笑)。あっちに行っちゃったとか、こっちに行った、ここにいるとか、そういう小さい話ではなくて、ステージマンとして、そして表現の一環として、僕らは凝り固まって進んでいくつもりはないんだよっていう、ただそれだけなんです」──大森元貴

コラムより

そう

大森はMrs.GREEN APPLE結成から

ずーと一貫しているのだ。

音を楽しむことを

そして彼らは多様性を尊重している

音楽にゴールがあるわけではないと感じます。だからこそ音楽は自由であるべきだし、エンターテインメントや娯楽を選ぶ権利は誰にでもある。音楽はもっと多様化してもいいんじゃないかと思っています。

コラムより

自由、変化、多様性

いつかのインタビューで大森はこの3つの単語を挙げた

彼らから学ぶことは多い。

誰かになんと言われようとも彼らはそのままでいい。

時代がようやく彼らに追いついた

そんな気持ちである。

ーーー

嫌われたっていいじゃない。

あなたのことを好きでいてくれる人が一人でもいるなら

嫌われたっていいじゃない。

あなたの良さを分かってくれる人が必ず現れるから。

嫌われたっていいじゃない。

あなたの優しさで救われるような世界がきっと訪れるから

そんなことを彼らから学んだ。




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