不良チェック編【スノーボード 買ったら】最初に確認しておいた方がいいこと
12月に入って、新しいボードが手元に届いた方も多くなって来たのではないのでしょうか?
今日は「新品のボードが手元に届いた時どうすればいいか」
そんなテーマでお届けしようと思います。
新品のボードって、そのままいきなりバインディングつけて、滑りに行けるというわけではないんです。
やっぱり最初の「メンテナンス」というのが必要になってきます。
店舗で購入すれば、ある程度やってくれるお店とかもあるでしょうし、
あとは「チューンナップ出しちゃうよ」って人もいると思うんですけども、
自分でやる場合にどんなことをすればいいのかとか、何をチェックすればいいのかという、ボードが手元に来た時に「最初に確認しておいた方がいいこと」がいくつかありますので、その辺のお話しです。
お店では大体、メーカーからボードが送られてきてお店に並べる前に
「検品」というチェックをすると思います。
でもまれに見落としてしまう場合もあるので、自分でも確認しておきましょう。
ちなみに、FOSSIL SNOWBOARDでは、国産工場のオガサカ工場・ウチヤマ工場を使っているので。不良品が届くことはほとんどないんですが。それでも念のため確認として見ておいた方がいいかなと思います。
1、傷があるかないかのチェック
まずは単純に傷があるかどうかのチェックです。自分でメンテナンスをしてから傷に気づいても、いつついた傷なのか分からなくなるので先に確認しておきましょう。
2、エッジのつなぎ目がちゃんと繋がってるか
必ずこのエッジって、どっかで繋がってるんです。
1本で全体にくるっとエッジがまわってるわけじゃないので、大体樹脂みたいなものでつなぎ目を固めてあったりとかします。この樹脂みたいなものがポロって取れちゃっててむき出しになっちゃっていることがあります。
エッジのつなぎ目は綺麗につながってないと、そこが引っかかりやすかったりとか、大げさに言うとそこからエッジが剥がれ始めちゃう可能性も無くはないかと思います。
3、エッジとソール材に隙間ができていないか
エッジとソール材がピタッとくっついていて、隙間があいていないかどうか。
4、ソールの状態
仕上がりの状態は工場によってまちまちです。
多少ソール面がザラザラしている仕上がりの工場の場合もありますが、これは工場によって仕上がりはまちまちなので仕方ないです。
5、ソールの形
コンベックスとかコンケープとかっていう言葉を聞いたことがあるかもしれないですが、コンベックスというのは、つま先側からかかと側のエッジまでのソウル面が山なりになっている形状です。
反対にコンケープというのは、つま先側からかかと側のエッジまでのソウル面が凹んでいる形状です。
コンケープは不良だと思ってください。
昔はわざとコンケープにしたりしているメーカーさんとかもありましたが、
両サイドでエッジが上に出てるとなると、引っかかってどうしようもないボードになっちゃうと思います。チェックする方法としては、定規などを当ててみると分かりやすいかと思います。
コンケープがあったら
「コンケープがひどいのでボード交換してもらえませんか」みたいな感じで
購入店に言ってもいいと思います。
ちょっとだいぶ細かい話になったかと思うのですが、
これからシーズンに入って、新しいボードなのに不良品でスノーボードを楽しめなかった。なんて事にはならないようにしたいですよね。
自分でメンテナンス等する前に、まずは上記の内容をチェックをして確認出来たら初期メンテナンスに入りましょう。何か不具合がありそうだったら、早めに購入店に相談してみてください。
確認が終わったら、初期メンテナンスに入ります!
次回は「エッチダリング編」です。
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