ボードを買う時は何からチェックする?
◆オンライン講習会ライブ配信
おかげさまで、無事に開催する事ができました。
オンライン講習会『スノーボードの仕組みを学ぶ』ライブ配信
日本全国からとても幅広く沢山の方に利用頂きましたので。
もちろんこの講習会が初めてという方が多かったですけど、こうしてまた着々とボードの正しい情報をお伝えできてよかったです。
という事で、あまりにも今回のライブ配信講習会が楽しかったから。急遽思い付きで明後日の夜、講習会に参加してくれた皆さんと『アフタートーク Zoom交流会』を開催する事にしまして。
こちらも、早速10名ほどの方がお申込み頂いていますので、楽しみです。
◆ボードを買う時は何からチェックする?
それで、本題に入りますと、今日はVoicyの紹介です。
スノーボードの講習会をふまえた上で、「名取だったら、スノーボードを買いに行くとき何からチェックするか?」というのを、3回に分けてVoicyで解説しました。
これは参考にして頂けるのではないかと思うので、こちらのブログでも紹介しておきます。
これはボードの現物とスペック表が見れている状態で話しています。
①フレックスバランス
②接雪長
③有効エッジ
④サイドカーブスラント
⑤サイドカーブ
⑥ボード全体の幅
こんな順番でしょうか。
あとこれに付随して、セットバックとか推奨スタンス幅なんかも大切ですが。まず最初にチェックする項目そして、自分の中で重要視している順番だと思ってください。
それではもう少し細かく説明していきます。
①フレックスバランス
スノーボードを選ぶ上で一番肝心なのが「フレックスバランス」です。
これはスノーボードを作る上でも、このフレックスバランスが一番重要で、かつこれがスノーボード性能の7~80%決まると言っても過言ではありません。
自分がどのような滑りがしたいのか、それがこのフレックスバランスで大きく決まります。
②接雪長
正直言うと、フレックスバランス以外のポイントは、ほとんど同時に近い感じなのですが。
強いて言うならというのが、ここからのチェック項目順になります。
スペック表で最初に見る項目としては「接雪長」です。
ボードの長さに関しては、「全長」で身長マイナス○○㎝とか、最近は「有効エッジを見た方がいい」なんて意見もありますが。
それよりもまずは「自分がボードの上に立った時に感じる長さ」から入った方がいいです。
③有効エッジ
次に、接雪長と合わせて見るのが「有効エッジ」
先ほど「有効エッジを見た方がいい」という意見があると言いましたが。
有効エッジはボードを立ててからの話なので、まずはフラットな状態の「接雪長」
次にボードを立ててからの「有効エッジ」と見た方がボードの特徴が分かります。
④サイドウォールスラント
ここは、カタログやホームページで掲載しているメーカーがほとんどないので現物をチェックするしかありませんが。
ちなみに、MOSSさんと、もちろんFOSSILもカタログ、ホームページにサイドウォールスラントを掲載しています。
これはMOSSさんのカタログです。
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「サイドカーブ」よりも、この「サイドウォールスラント」で、そのボードがどれくらい雪面にグリップしやすいのか決まってきます。
要するに、先ほどの有効エッジの前に接雪長というのと同じような感じで。
まずは雪面にどれくらいグリップするボードなのか、その次にサイドカーブでどれくらい曲がるボードなのかというのが決まってきます。
⑤サイドカーブ
サイドカーブに関しては数字だけでは見極められない部分があるので注意が必要です。
通常であれば、サイドカーブ数値が小さければ、小回りが利くボード。サイドカーブ数値が大きければ、大回りするボードという事になるのですが。
例えば、サイドカーブ数値が小さいけど、サイドウォールスラントが立っていて、フレックスがガチガチに硬い。
そしたら、簡単に曲がらないというのが想像つきますよね?
だから全てにおいて、フレックスバランスというのが重要なのです。
⑥ボード全体の幅
正直言うと、ボードの幅についてはそれほど気にしていません。
気にしていないというと少し大げさかもしれませんが、やはりここまでの項目が「ボードの動き」について重要なポイントだからです。
でも、足が大きい、小さい、という方は幅が気になるので、一番最初にチェックするという方もいると思いますので、もちろんそれは大切な事だと思います。
◆Voicyを聴いてください
はい、さらっとですけど。文章でも解説をしておきました。
あとの詳しい事はぜひVoicyを聴いて確認してください。
※上から順番に聴いてね。
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