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好きな音楽は?の質問にどう答えたがイイのか

今年は朝ドラ「エール」で“音楽“をテーマにしてるからか、先月亡くなられた作曲家、筒美京平先生の特集番組を見るからか
“音楽“に触れることがこれまで以上に多く感じられた。
そこでよく頭によぎったのは、題名にも表記した「好きな音楽は?」と聞かれたら、どう答えたがイイのかわからないという疑問だ。

ジャンルをイマイチ掴めてない

例えば、漫画や映画だったら、アクションが好き!とか、恋愛モノとか、スポーツ青春とか、コメディとか、ジャンルが比較的わかりやすい。
音楽は一アーティストでもロックテイストの曲もあれば、メタル系やジャズっぽいとか曲ごとにジャンルが違ったりする。
その多彩さが音楽の魅力だと思うのだが、「好きな音楽は?」と聞かれたら、アーティストなのか音楽ジャンルなのか迷う。
あとはJ-POPの幅広さ。90年代以降のアイドルやメジャーアーティストに対してその括りになるのかもしれない。最近昭和歌謡を聞く機会が増え、単に昔だからという括りではなく、音楽のジャンルとして昭和歌謡(と演歌の違いはわからなかったりするが笑)とJ-POPがあるのでは?と思うようになった。
このジャンル問題は、Spotifyで分けられるのを見て知るのだが、何基準なのかがわからないのだ。
だから、好きな音楽は?と聞かれた時にジャンルでも答えづらいし、好きなアーティストはたくさんいるので返答に窮するのだ。

音楽を受信してばかりの自分

どのジャンルかは別としても、「この音楽が好き!」と明確に言える人はそれだけ能動的に音楽との関わりが濃く、かつ経済を回してるのだと思う。
私が好きな音楽を明確化できないのは、受動的に音楽に触れてるのであって、能動的に音楽を聞くことが少ないからかもしれない。ここでいう能動的とは、音楽フェスやコンサートに行ったり、アーティストのCDや配信をダウンロードしたりと音楽に対してお金を落としてることを意味する。
基本、音楽は好きなラジオやテレビなどで流れてくるのを受信して知っていった。最近ではYouTubeなどの動画からやSpotifyなどのサブスクでカテゴライズされたプレイリストを聞くことで新曲や過去の名曲を知ることが多くなった。
私はドラマや映画、アニメを観るのが好きだから、それらの主題歌からアーティストを知ることがほとんどだった。だから、アーティストを知るのもタイアップでしか知りえなかったし、何かきっかけがなければ深掘りしていくこともない。
そういう意味では雑種で、とにかくいろんな音楽を様々なメディアで聞いてきた。

先月末にNHKスペシャルという番組で作曲家、筒美京平先生の特集をされていたが
その中でエレファントカシマシの宮本氏が言っていた言葉が強く印象に残った。

”知らないでいっぱい知ってた!
知らないでいっぱい歌ってたし
知らないでいっぱい…沁みこんでた”

誰が作ったのか、誰が歌ってるのか、どういうジャンルなのか
それって、知識としては大事かもしれないが、「好き」かどうかは違うのかな、とハッとさせられた。

音をどう、楽しむか

音楽の楽しみ方が多様化した現代では、「好き」のカタチも様々。
純粋に聴く音楽、MVやダンスなどで魅せる見る音楽、クラブDJやフェスなどで体感する音楽。
それぞれの良さがあり、その良さが活きるアーティストも様々。
能動的か受動的かによっても変わるかと思うが、「音楽」を癒しとして聴くか、自らを鼓舞させたり勇気づけられる時に聴くか、その音楽に触れたときの心情によっても「好き」が変わるだろう。

ただ、ここまで書いてわかったのは
私は、音楽が好きだ、ということ。
ジャンル、アーティストなど特定モノはないにしても「音楽」そのものが好きだ。

一日でも音楽を聞かない日はないし、何かしら触れている。
人生をより豊かにするエッセンスとして「音楽」が欠かせないのは変わらない。
ただ、飽き性なところがあるため、特定できずに色んなジャンル、アーティストを渡り歩いてしまっている。


余談。

ちなみにここ5年位はAKBグループと乃木坂の曲をコンスタントに聞き続けている。これは以前どこかで聞いた話だが、多くの人に聞かれる可能性のあるコンペにはより良い作曲家が集まるらしい。それを聞いてから作曲や編曲にも注目して聞くようになった。
あとは関ジャニ∞が出演しているテレビ番組「関ジャム」で音楽についてさまざまな角度から分析してくれるところが好きで見続けている。
知らないことを知れるという点でも楽しんでるが、AKBや乃木坂に楽曲提供してる方々が関ジャムに出演してるのを見るのが楽しみだったりする。


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