尾身茂教授(新型コロナ対策分科会会長)からのメッセージ

西太平洋地域において小児麻痺(ポリオ)の根絶を達成し、WHO 西太平洋地域事務局事務局長を10年間務め、SARS 対策等で陣頭指揮をとり、WHO事務局長に推薦もされた尾身茂教授。

彼も含めた新型コロナ対策に関わる専門家が非公式の活動として運営しているコロナ専門家有志の会の記事において、尾身氏からのメッセージが掲載されたのでシェアするとともに、その趣旨を鑑み、以下全文転載します。

尾身茂会長からのメッセージ

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皆さん既にご承知のように、現在、緊急事態宣言が発出されており、日本の医療と経済は深くダメージを受けつつあります。すでに、失業率は高くなっていますが、感染拡大が収まらないと、さらに影響が広がります。また、医療では、例えば骨折や盲腸(虫垂炎)になっても診察してもらえないといった状況になっています。

現在のように市中での感染が広がると、感染予防策を一人ひとりが実行しているだけでは、感染の拡大を収めることは難しいです。次の大きな流行が起きないレベルまで感染状況を下げておくためにも、できるだけ「人と人との接触機会を減らす」という、 社会全体での取り組みが必要な状況にあります。

このウイルスの特徴のため、20代から50代の若い世代の方々は、多くの場合、感染してもほとんど症状がなく、風邪や軽い肺炎のような症状ですんでしまいます。この世代の方々は、社会活動が活発であり、感染をしても気づきにくいため、結果として、家庭内や高齢者施設にまで感染が伝播する大きな要因になっています。

しかし、若い世代の方々でも、重症化したり、後遺症に苦しんだりする方がいます。

そもそも、年齢に関係なく、感染しないですむなら、その方が良いのです。

皆さんの大切な人たちを守り、皆さんの未来を明るくするためにも、ここで感染拡大を抑える必要があります。 そのために実行していただきたいのは、これまで通り、3密を避け、会話をするときはマスクをすることです。 とくにいま気をつけていただきたいのは、昼夜を問わず外出を控え、食事は一人で、あるいは同居人と少人数でとることです。

こうした注意や心がけによって、皆さんの命、お年寄りの命を守るだけでなく、日本の医療を救い、経済への悪い影響を減らせます。

どうか、若い世代の皆さん、日本の危機を救う立役者になってください。きっとなっていただけると信じています。よろしくお願いします。

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転載終わり。

ワクチン接種妨害に立ち向かおう

さて、私からは、尾身教授からの呼びかけ以外に、「若者」にもできることはありますと言いたいです(若者に限られませんが)。

それは【ワクチン接種を忌避させようとする工作への対抗】です。

ワクチンの恐怖を煽るメディアの報道への対抗】ともいえるでしょう。

既に、ノルウェーでのワクチン接種に関する話が、意図的に歪曲されて日本に伝えられています。

これは恐怖を煽るほど儲かるというメディアの内在的な性質によるものに限らず、ロシア・チャイナなど外国が自国のワクチンを売り込むために情報を歪めている場合もあります。

過去にはHPVワクチン(いわゆる子宮頸がんワクチン)に関して、重篤な副反応があったとする朝日新聞記事がきっかけでメディアで危険性が煽られ(後の研究(名古屋スタディ等)で因果関係無し)、政府による打消し情報もむなしく接種の積極勧奨を停止した結果、子宮頸がんで死亡する日本人女性が年間3000人弱も出るようになってしまいました。

ワクチン接種の推奨政策はようやく軌道に乗りましたが、今後はワクチン接種をしなかったことで子宮頸がんに罹って死亡する患者がさらに増えるという予想も立てられています

こうした事と同じ轍を新型コロナワクチンで起こさせてはいけない。

TV新聞メディアの報道による影響力に勝つためには、政府発信や医師のSNSでの発信だけでは不十分だと思います。このnoteを読んでいるような知的好奇心のある多数の者が正確な情報を発信することが必要です。

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