見出し画像

犬と猫の里親フェアに行ってきた

2日間のフェアだが、1日目で猫のほうはかなり引き取りとられていった。犬のほうはというと・・・とにかくデカい! そして、結構年取った大型犬がほとんどである。なんで彼らはここにきているのか。。なぜ、捨てられたのか。。住むところがなくなった、というのがその理由だろう。

フランスの住宅事情は、郊外の一軒家だとたいてい、その家の敷地面積の2倍くらいの庭がある。でっかいワンちゃんの一匹や2匹余裕でくらせる環境だ。それが、飼い主の離婚によってなくなってしまう。この国の離婚は独自に結婚契約をかわさないかぎり、共有財産制がニュートラルなので(ちなみに日本は夫婦別財産がニュートラル)離婚の際は当然自宅は売りにだされ、清算される。男も女もアパートずまいになり、大きい犬を飼うには難しい。それで、保護団体に引き取ってもらい、里親さがし、というわけだ。こちらのアパートは広いし、土足だから、飼うだけならどうにかなると思うが、問題は、犬の鳴き声だ。会場でも犬の鳴き声が大きく響いていた。大型犬だから声もデカい。

犬や猫を飼っている人口が多いので、保護団体も大きく、犬のトレーナーも職業として確立しているくらいだから、ペットをおもちゃみたいに着せ替え人形にしたりあげくに要らない、といったことはあまりなさそうだが、人間の都合、勝手で、ワンちゃんたちの生活が脅かされたり、殺されたりすることには変わりない。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?