恋愛至上主義をやめよ

ここ数年、「ゲス不倫」なるものが、世間で話題になっている。結婚していない人が恋愛するのはよくて、既婚者は恋愛してはいけない。という理屈だ。

その一方、世の中、恋愛して好きな人と結婚するのがいいこととされている。恋愛は、未婚者にのみ許される行為というわけだ。でも、恋愛するのに、既婚だから、未婚だからと区別ができるのだろうか? 未婚者の恋愛は美しくて、既婚者の恋愛は「ゲス」なのか? 理性がはたらかないから恋愛と呼べるのではないだろうか?

人を好きになることは、本人にも止められないものだということを、恋愛したことがある人なら、みんな知っている。やめられないのだから、既婚者の性器にICチップかなんかを埋めて、配偶者以外とことに及ぼうとすると電流が走ってできないようにする、とかしないと、不倫なんてなくならない。

あるいは、恋愛とは関係なく、家族の経営者同志という観点の信頼のみによって結婚すれば、「好きだから結婚する」のではないから「嫌いになったら離婚する」とはならないのではないか。


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