THE SHAPE OF WATER

こんばんは、お久しぶりの投稿です。

前回の更新からかなり間が空いてしまいました...皆さま調子は如何でしょうか?

どうすれば私の事をもっとよく知ってもらえるのか?と色々と悪企みをしていたら、もう3月の半ば。時の流れに忙殺されてしまっておりました。反省。

私は元気に過ごしておりますので、ご安心を(?)

さて、本題なのですが、先日久しぶりに映画を観に行ってきました。

予告編をひと目見た時から

「あ、これは観なければならない映画だ」

と私の第6感が騒いだのです。その映画がこちら。

http://www.foxmovies-jp.com/shapeofwater/


THE SHAPE OF WATER


ようやく観に行くことができました。

さらっと感想を書いていこうと思います。

この作品のテーマはずばり"愛"です。

声を失った孤独な主人公イライザと、遠い海から連れられて来た知性を持つ"彼"

周りと違っていても、その周りとは距離を置くことができるのだと。そうやってやり過ごした先にも愛があるのだと、この映画は全編を通して語っているのだと思いました。

水のように緩やかに、時に激しく、熱く冷たく...様々な描写で愛が描かれていて、この作品そのものがスッと流れてゆく"水"のようで、私は終始その世界観にどっぷりと浸かってしまいました。

そして物語が終わりを迎えた時に自然に涙が出てきたのは、この物語を通して私が周りと違うことを即座に認識してしまったからなのか、それともこの物語の脆さ・儚さ・美しさに感性が揺さぶられたからなのか、未だに自分でも分かっていません。

込み上げてくる感じではなかったので、本当に不思議な体験をしました。

この物語に触れることができて本当によかったです。


"私がどれほど深く愛しているか、あなたには決してわからない"


映画の中で数回流れるYOU'LL NEVER KNOWという楽曲の一節が全てを物語っていることを知ったのは、サウンドトラックを自宅で聴いていた時でした。

Alexandre Desplatの手がけた流麗な楽曲の数々はこの作品にとって間違いなく重要なものだと思えます。

この物語の時代背景が1962年頃をテーマに描かれているからか、楽曲はどこか冷ややかな雰囲気を纏っています...聴いていると不思議な気持ちになりますね。

映像も音楽も、興味のある方は是非観てほしい作品です。

それでは、この辺りで終わりたいと思います。

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

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