見出し画像

ワーホリ生活シェアハウスの住人事情

こんにちは。
早いものでワーホリ1年目終了まであと2日。

前回の記事で触れたように、色々あってシェアハウスに引きこもる?時間がとてつもなく増えたので、この機会に書きたかった記事をどんどん更新していこうかと思います!

今回はシェアハウスの住人事情について。

これまで他のワーホリ勢や、SNSなどを通してシェアハウスでの人間関係や活環境のトラブルなど、色んな話を見聞きして来ました。

私たちの場合は大きなトラブルに見舞われることなく、それぞれのシェアハウスを町から引っ越すタイミングで移動して行ったのですが、何もなかったのかと言われればそうでもなく。

今回は特に同じ家で暮らす住人、ハウスメイトについて実際に経験したことと、外から聞く話を比べてみて感じたことをシェアします。

ワーホリ生活でシェアハウスと聞くと、ハウスメイトは何人かという話がよく上がります。

日本人ハウス

アジアンハウス

ヨーロピアンハウス

など、国籍や地域に偏ったシェアハウスを表す言葉をよく耳にします。

英語圏の人と住みたい、同じ価値観のあるアジア人と住みたいなど、それぞれの希望があって、ハウスメイトの国籍がシェアハウスを決める理由になることも。

これはオーナーにも言えることで、特定の国出身者のみを受け入れる家もあります。

私たちは特にハウスメイトに関しての希望はなく、生活環境重視、特に共有エリアの清潔感と家や近所の雰囲気(穏やかな環境)、でシェアハウスを選んでいます。

ファーム生活でハウスパーティーはつきものですが、パーティーには出向く専門で、自分の住む場所では穏やかに暮らしたい派です。これも大切なポイント。

そんな感じでハウスメイトの国籍を気にせずシェアハウスを選んできた結果、今までヨーロピアンハウス、アジアンハウス、インターナショナルハウス(現在)の計3軒を経験しました。

それぞれ一軒ずつ、振り返っていこうと思います。

まず最初に住んだシェアハウスがヨーロピアンハウス。

過去記事でもこの家についてはちょこちょこ触れていたのですが、生活環境、人間関係ともに二重まるの最高の家でした。

入居した当初のハウスメイトは、アイルランド人1、イギリス人1、ドイツ人2、フランス人カップル1。

私たち以外、ヨーロピアンという日本人アウェーな構成でした。その後誰かが出て行って新しい人がきてという流れが何度かあったのですが、その度入ってくるのがフランス人続きで、一時期は私たちとイギリス人1対フランス人7というフレンチハウスになりました。最後の方にスペイン人も来て最後までヨーロピアンハウスでした。

みな気さくで、綺麗好きで、チルを愛するメンバーでした。ここでの生活はほとんどいい思い出しかありませんし、アジア人が私たちだけだからといって、アウェー感も全くありませんでした。

ハウスルールもしっかりしていて、掃除もほぼ毎日交代制で行われ、たまにオーナーが顔を出して芝刈りしてくれたり掃除のチェックもしていました。

人によるかと思いますが、特に後々入ってきたフランス人カップル2組が掃除のプロかと思うほど丁寧に掃除をしていて、自分では綺麗好きだと思っている私ですが、彼女たちには完璧に負けました。笑

とあるカップルの彼女の方が、人付き合いが苦手なのか、あまり部屋から出てくることもなく、使った食器を永遠に放置するなど家事を全くしないというちょっとクセ強めで、彼女が引きこもるからみんながいつも彼氏の方に色々注意をするという些細ないざこざはありましたが…この一人が起こす問題以外は本当に平和なシェアハウス生活でした。

その次、町を引っ越して住み始めたのがアジアンハウス。

インスペの際に、オーナーから、日本を含めアジアの特定の3カ国出身の人しか受け入れないと言われました。

その理由が、シェアハウスをきれいに使ってくれて、トラブルがないから。更に、パーティー禁止なので、騒音などの心配もないからというもの。

今までこんな風に国を限定されたシェアハウスに住んだことはなかったのですが、オーナーも今までの経験から決めたことだろうし、まあこんなこともあるよねと、生活環境重視で、インスペ時はまだ他の住人がほとんど入ってなくてシェアハウス自体は綺麗な状態だったため、深く考えずに入居を決めました。

そのシェアハウスは二階建てで、シーズンが始まった後は合計11人住んでいました。一階と二階は入り口が完璧に分かれていたので、アパートみたいな感じ。

ハウスメイトの国籍は韓国人4、インドネシア人2、日本人5人(私たちカップルを含む)と言う大所帯。

私は一階に住んでいたのですが、ハウスメイトの半数以上がこの家のリピーターで、毎年ファームのシーズンになると帰ってくる彼らのホームになっていると言うことが後に判明。

彼らは個人個人気さくでいい人たちだったのですが、彼らのコミュニティーがあり、毎週金曜日はこのシェアハウスの2階で仲間内で禁止されているはず?のパーティーを行なっていました。

2階での足音が聞こえるくらいの壁の薄さだったので、パーティーの際は音楽も会話も全ての騒音が直接一階に聞こえて来ました。

最初の何回かは誘われて参加したのですが、私たちと、同じ階に住むもう一人の韓国人の子合わせて3人はこの町1年目で彼らと特に深い繋がりもなく、週末関係なく仕事だったので、その後参加することはありませんでした。

そして私たちが翌日仕事だろうが関係なく、ほぼ毎週末夜中時に朝方までこのパーティーは行われました。

初めのうちは、あっちはリピーターでオーナーとも仲がいいし、暗黙の了解なのか?と思っていましたが、

そもそもインスペの時にパーティー禁止って言われたし、ここパーティーハウスじゃないって言われたから入ったのに!てかパーティーするけどいい?とか一声あっても良くない?

と徐々にモヤモヤが溜まりました。

最終的にこっちも同じ金払って住んでるんだからと、私の相方が彼らに

「こっちは毎日仕事だからこの家でパーティーしないで。ここはあなたたちだけが住んでるわけじゃないから、他の住人もリスペクトして」

とはっきり伝えてくれたおかげでパーティーもぱたっと止みました。

細かいことを言うと、掃除のルールもなかったので自分たちで決めて行なっていたのですが、オーナーはアジア人への信頼が強かったのか、確認しにくることもありませんでした。そのせいで掃除の頻度もばらつき、トイレや洗面などの水回りもすぐに汚れるような使い方をしていて綺麗好きな私は地味にストレスが溜まりました。

それでも我慢できる範囲内だったし、皆悪い人たちではなかったので(特に同じ階に住んでいた韓国の女の子とは職場も一緒で、新参者同士本当に仲良くなった)シーズン終了前に引っ越すことまでは考えませんでした。

そして現在。

前の夏を過ごしたファームタウンに帰ってきて、最初に住んだシェアハウスに戻りたかったのですが、あいにく部屋が空いていないと言うことで今のシェアハウスに住み始めたのが3週間ほど前。

掃除のルールも入居時にオーナーからあらかじめ説明があったし、インスペ時に家の清潔さもチェックし、部屋も広々としていて気に入りこのシェアハウスに決めました。

ハウスメイトはイタリア人1、ポルトガル人2、日本人3(私たちカップルを含めて)のインターナショナルハウス。

全員ほぼ同時期に、数週間違いでこの家に入ってきて、すぐに打ち解けました。

ちょうど昨日ポルトガル人の子が誕生日で、みんなでお祝いしたのですが、そこから年齢の話になり奇跡的にみなアラサー(下は28〜上は30歳)と言うことが判明。

通りでやたら落ち着いているし、馬が合うというか、ワーホリ勢の中では年齢的にギリギリで、自国で社会に揉まれてオーストラリアにたどり着いた者たちという似たようなバックグラウンドに話が弾みます。

掃除や生活スタイルに関しても、同じような価値観を持っていて本当にいいメンバーに恵まれたなと感じています。

といった感じで、この1年間は色々な国籍のメンバーと暮らすことができました。約10カ国出身者との生活を振り返ってみての感想は、アジアンだから、ヨーロピアンだからこうといった生活スタイルは必ずしも当てはまらないと言うこと。

もちろん、シェアハウスのオーナーや住人たちの中には色んな経験をして、国を限定する大きな理由があると思います。

ただ私たちの場合、よく聞くステレオタイプの

静かで綺麗好きなアジアンと

賑やかで雑なヨーロピアン

が全く当てはまらなかったので、傾向はあるのかもしれないけど、やっぱり国で決めつけるのはよくないし、結局はその人自身の価値観じゃないでしょうか。

私自身アジアンハウスがワーストの経験にはなったけど、だからと言ってアジア人が住んでるからこの家に住まないなんて思いません。住んでみないとわからないハウスメイトの雰囲気があるので、出身国がシェアハウス選びの条件になることは今後ないでしょう。

何人でも綺麗好きもいれば汚れも気にならないような雑な人もいるし、他者へのリスペクトも国籍問わず人によって様々でした。

ここで言いたかったことは、シェアハウス選びで国や地域のステレオタイプを基準にしての国フィルターは100%当てにならないと言うこと。

ここまで書いて思ったのが、以前投稿した、ステレオタイプな日本人像に困った話と少しだけ関連しているかも。国で人を判断せずにその人個人を見たいよねってやつ。着地地点がほぼ同じでした。

兎にも角にも、

ありがたいことに、すぐに引っ越したくなるような最悪なシェアハウスに遭遇したことがなかったので、運の良かった奴の経験の一つとして読んでくれたら幸いです。

では、

良い週末を🌿











この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?