見出し画像

フォールガイズ(Fall Guys)を「勝てないけど楽しい」とは思わない。プレイで感じた2つのストレス

画像1

『フォールガイズ(Fall Guys: Ultimate Knockout)』はアクションゲームとバトロワの概念を掛け合わせた新感覚のゲーム。
カラフルでぐにゃぐにゃしたまるっこいキャラクターを操作して様々なステージをクリアしていき、最大60人の中から1位を目指していくものだ。

発売開始以来、誰でも把握できるシンプルなルールと操作性、ポップで可愛らしい見た目、オンライン要素が相まってブームを巻き起こしている。

※画像は公式サイトのものを使用

画像2

私はプレイヤーレベルがランク30に到達した頃、ついに、ついに初のチャンピオンを勝ち取ることができた。チャンピオンを取ったステージはロイヤルファンブル。さほどテクニックが問われないステージである(笑)

それまで、おそらく何百回とステージに挑戦し続けてきたわけだが、初のチャンピオンを取って思うことは、公式の謳う「パーティーゲーム」と言うには手厳しすぎるゲームだよなぁということ。
これは、ポップな皮をかぶった弱肉強食ゲームだ。

正直、ゲーム体験としてはストレスに感じることも多かった。

バトロワなので、当然アクションゲームの上手い人が勝ち残る。
それ自体は決して間違っていないのだが、「勝てないけど楽しいー!もう1回!」と思えるのは最初の数時間だけなのである。

記事ではフォールガイズで感じたいくつかのストレスにスポットをあてて、本作を紹介できればと思う。

勝てなければ、同じ序盤ステージを強いられる。変化が乏しく退屈に

画像3

勝ち進めなければ、序盤に出てくるステージを繰り返し強いられるのが退屈だった。
大抵それは「ドアダッシュ」か「スピンレース」、「シーソーゲーム」か「ヒットパレード」あたりだ。なんとなく時間帯で良く出るステージが決まっているのだろうか、連続して挑戦していると割と何度も同じステージに挑戦させられることが多かった。(体感の話だが)
例えばFPSのバトロワだとキャラクターの組み合わせが違ったり、着地するエリアが違ったり、拾った武器が違ったり、その都度の変化が楽しめるが、フォールガイズはそういった変化がない。
それは特に飽きっぽい私にとって、なかなかの退屈感があった。

同じようなステージが出やすいというのは、プレイを始めたばかりの人に攻略のコツをつかんでもらうという意図(練習させる)もあるような気もするが、それを理解していても段々と退屈に感じていった。
上手い人はなおさらそう思うのではないかと思っているのだが、そうでもないないのだろうか…?

マルチプレイの旨味がチーム制のステージにしかない

画像4

ステージにはチーム戦も用意されている。パーティを組んでプレイすれば、パーティメンバー同士は同じチームに振り分けられるし、協力プレイ感が楽しいステージだ。

しかし、最終的に決勝まで進めばパーティメンバーも敵となる。
パーティを組んでいる意味とは…?というところをやはり考えてしまってモヤモヤ。

また、ステージの途中で脱落したパーティメンバーはそのマッチの様子を観戦するのみ。フレンドで話しながらやるプレイは楽しいので、その分相殺されてはいるのだが、ゲーム的な旨味はないところにまたもやモヤモヤ。いや、楽しいんだけどさ。

(小声)あとスライムクライムの一本橋に仁王立ちしたり、掴んで落とそうとしたりしてくるの本当にやめてwww必死だから!こっちは正攻法でゴールするのに必死だから!!

散々文句は言ったけど、ゆるっと遊ぶには楽しく、目を離せないゲーム

画像5

とまぁ散々文句を言ったわけだが、ブームを巻き起こし、多くの人に遊ばれているのは事実!
個人的には友達と雑談しながら、ゆるっと1時間くらい遊ぶのがちょうどよく楽しめる遊び方だなと思っている。

新しいステージが追加されたら、またチャンピオンを目指して、ストレスを感じながら遊びたいと思う。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?