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子連れノルウェー旅行Vol.1|ベルゲン市内観光

2024年8月14日~8月18日まで、1歳3ヶ月の息子を連れて、ノルウェーのベルゲンを基点にソグネフィヨルド~フロム鉄道の旅をしてきました。

今回は、ベルゲン市内の観光について書こうと思います。

ベルゲンの交通

ベルゲン市内はトラムやバスなどの公共交通機関が発達していました。
空港から中心地であるベルゲン駅付近へ行くには、トラムかバスのどちらでも乗り換えなしで行くことができ、多分一番早いのは高速バス(25分くらい)だったのですが、skyssというチケットがそのバスでは使えないことがわかり、トラム(45分くらい)に乗って中心地に向かいました。

※ちなみにskyssのチケットは空港を出たところにあるターミナルの自動販売機でも買えそうでしたが、並んでいたのでアプリで夫が購入してくれました。skyssのアプリはレビューがほぼついていなかったので私は落としていかなかったのですが、普通に使いやすかったそうなので事前にダウンロードしていくと便利かも。大人2名分を一緒に購入してもらいました(赤ちゃんは大人と一緒なので無料でした)。

トラムはヘルシンキと同じく、ベビーカーでそのまま乗れる席がありとても快適でした。景色もお洒落なお家が多く、車窓も楽しめました。

ベルゲンの市内観光にもバスやトラムを使うかなと思っていましたが、ベルゲン市内はこぢんまりしており主要部は徒歩でも回れるため、結局このskyssのチケットを使ったのは初日と最終日の空港~ベルゲン駅の往復のみでした。

ベルゲン中央駅付近

ベルゲン駅のホーム

ベルゲン中央駅は古く歴史を感じられる雰囲気で、駅舎にはカフェスタンドなど1~2件のレストランが入っているのみですが、横にショッピングモールがあり、スーパーやカフェが入っていました。

3階(多分)のトイレ横ににおむつ替えや授乳ができる子供用スペースもあり、鍵は番号コードで開ける式になっていましたが、ベビーカーで向かっていたら近くにいたモールの店員さんがさっと番号を教えて開けてくれました。

ベルゲン魚市場付近

ベルゲン駅から魚市場や世界遺産のブリッゲンがある港へは、歩いて15分~20分程度。
道は石畳がほとんどなので旅行用の車輪の小さめのベビーカー(アップリカのカルーンエアー)だと時々ひっかかるものの、特に問題なく移動できました。

魚市場は、屋外テントの屋台と、屋内の(ちょっとお高めな)レストランに分かれていて、どちらでも注文すれば座って食事をすることができました。

屋内のレストランで食べたオープンサンド。
ポーチドエッグがのっていました。

価格は屋台だとハンバーガーが150クローネくらい、レストランだとオープンサンドが350クローネくらい…(北欧価格&観光地価格&円安なので日本人からすると基本とっても高いです…さすがに350クローネのエビのオープンサンドはとてもおいしかったです)

魚市場とブリッゲンの間に古い建物を使ったスターバックスがあり、ひと休みしました。(スロープはなかったので階段はベビーカーを持って上りました。後ろのレストラン側から回ると、段数が少なくて済みます)

ブリッゲン付近

ディズニー映画「アナと雪の女王」の
街並みのモデルにもなったらしいです

1700年代に建てられた特徴的な建物が並ぶ世界遺産のブリッゲン地区は、魚市場からすぐ近く。
現在は建物はほぼお土産屋さんになっていて、景色を楽しみながらお土産を見ることができました。(ヨーロッパの観光地によくあるお土産屋さんの中ではなんとなく全体的に洗練されていた気がします)

ハンザ博物館に行こうと思っていたら、ちょうど改修中(建物が古すぎて水害があった模様)だったので、代わりに少し丘を登ったほうにある商人の館みたいなところ(Det Hanseatiske Museum og Schøtstuene)に行きました。
この建物は一部は1700年代のまま、一部は1900年代に再建(ただし昔の木材などを使って)されていて、ハンザ商人たちの雰囲気が伝わってきて面白かったです。
建物は順路が階段だったので、ベビーカーは持って上りました(よく見たら車いす用のリフトのようなものがありそうでしたが、使えるのかは不明です)。

フロイエン山ケーブルカー付近

ベルゲンの街を一望できるフロイエン山には、ケーブルカーを使って登りました。
スターバックスから少し丘を登ったところにあるケーブルカー乗り場で往復のチケットを買い、10分程度待って乗車しました。
山側の一番前の車両がベビーカーの優先席になっており、子どもはベビーカーに乗ったまま乗車できました。

頂上付近からの街並み。
泊まっているホテルも見えました。

ケーブルカー自体はあっという間に山頂付近につき、下車すると展望スペースとお土産屋さん・カフェ・散策できる道があり、散策すると山羊がいたりちょっとした遊具がある公園があったりして、息子もベビーカーを降りて小一時間ほど遊びました。

あいにくケーブルカーを降りたころから雨が降り始め、途中かなり強くなったので、雨具を持って行って正解でした。(親子とも、上下雨具&ゴアテックスの靴で完全防備していきました)
まわりの観光客の人々もみんななにかしらのレインウェアを着ていました。
風が強いので傘の人はほとんどいなかったです。

雨の中走り回る1歳3ヶ月

観光地なのにほぼ並ばずベビーカーで乗れますし、街の景色はもちろん山頂付近で遊べて結構楽しかったので子連れで行くのにおすすめです。

ベルゲン市内の他スポット

そのほか、行ってよかったお店などこちらです。

Kaffemisjonen(コーヒーショップ)

フロイエン山ケーブルカー乗り場から、ベルゲン大聖堂のほうへ少し行ったところにあるコーヒーショップ。
お洒落でコーヒーが美味しく、地元の人(?)がひっきりなしに訪れていました。

Boksalongen Lib(書店)

ベルゲンの港とベルゲン駅の間らへんにある本屋さん。
英語の本や子どもの本が多く置いてあり、眺めているだけで楽しく、店員さんも優しかったです。
ここでは北欧のエルフの本を買いました(199クローネ)。

Norwegian Rain & T-Michael Bergen Flagship(アパレル)

ベルゲン港から続く、ベルゲンの目抜き通り(?)から一本裏に入ったところに路面店がありました。
ほとんど前情報なくいってみたら、お店の中でものすごく渋くてかっこいいオーラのおじ様に「なにか困ったことがあったら教えてね」と声をかけられ、その方がT-Micheal本人でした。
店内は1階にレインウェアが並び、おそらく地下が工房になっているようで、ちょうど試着していたマダムが「He is the BEST Designer in Bergen」と教えてくれました。
レインウェアはどれもとっても素敵だったのですが、一生モノ価格だったので今回は見るだけで断念。東京にもお店があるようなので、いつか行ってみたいです。

次は、ソグネフィヨルドのフェリーツアーについて書こうと思います。

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