途中で止められない

課題のレポート、小説、シナリオ、新聞記事、コラムの記事、なんでもいいから長い文章。
そういう文章を書いている時、途中で止めづらい。

ちょっとした休憩ならまだしも、一睡するのは本当に避けたい。

特に筆が乗っているときだ。
書くことに限らず、調子が出てくるのは大体夜になってからである。

当然のことだが、人間は夜になったら寝なければならない。
人生の春休みを謳歌している大学生という種類の人間ならともかく、
私のように週の約70%を仕事に費やさなければならない私にとっては、
睡眠は義務と言ってもいい。

なので、書いている途中であっても、泣く泣く中断して寝ることになる。
しかし、翌日必ず後悔する。

「昨日のノリと勢いが帰ってこない!」

なんなんだあの現象。

とは言うものの、寝ないまま書いたところで、
一夜で完成するボリュームではないし、
眠い目をこすりながら書いた文章なんぞ、たかが知れている。

けれども!
日をまたいだ後、続きを書く時には否が応でも想像してしまう。

「あのまま書いてたらもっといいものが書けたのでは?」

この想いを重ねるたびに夜の寝づらさは増していく。

まあ、寝るんですけどね。明日仕事なんで。

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