見出し画像

王子マテリア名寄工場存亡とSDGs/連載『ルールを知れば面白くなる SDGsのトリセツ』番外編

この記事のテキスト部分(リンクや画像を除く)は名寄新聞に寄稿して掲載待ちですが(2019年10月24日時点)、掲載前に読みたい方や名寄新聞圏外の方向けに有料記事として投稿します。名寄新聞の購読案内はこちら

「王子マテリア名寄工場が2年後に生産停止」というニュースは名寄市中心に大きな衝撃と余波をもたらしている。

隣町に住む私にとっても対岸の火事ではなく、鉄路の行方などの社会情勢と合わせて、これからどうなっていくのだろうと不安がよぎる。

今回は、名寄新聞に『ルールを知れば面白くなる SDGsのトリセツ』を連載している立場からSDGs視点でこのニュースについて考えたい。

SDGsがある種のブームになっている企業側の背景には、ESG投資がある。

ESGは、これからの企業の長期的な成長に必要な

環境(Environment)

社会(Social)

ガバナンス(Governance)

の3つの頭文字を取ったもので、ESGに配慮している企業を選んで行う投資をESG投資という。

「王子マテリア名寄工場が2年後に生産停止」というニュースをESG投資の各側面から見るとどうなるだろうか。

ここから先は

1,482字 / 2画像

¥ 100

期間限定 PayPay支払いすると抽選でお得に!

バーカウンターで「あちらのお客様からです」ってあこがれます。