王子マテリア名寄工場存亡とSDGs/連載『ルールを知れば面白くなる SDGsのトリセツ』番外編
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「王子マテリア名寄工場が2年後に生産停止」というニュースは名寄市中心に大きな衝撃と余波をもたらしている。
隣町に住む私にとっても対岸の火事ではなく、鉄路の行方などの社会情勢と合わせて、これからどうなっていくのだろうと不安がよぎる。
今回は、名寄新聞に『ルールを知れば面白くなる SDGsのトリセツ』を連載している立場からSDGs視点でこのニュースについて考えたい。
SDGsがある種のブームになっている企業側の背景には、ESG投資がある。
ESGは、これからの企業の長期的な成長に必要な
環境(Environment)
社会(Social)
ガバナンス(Governance)
の3つの頭文字を取ったもので、ESGに配慮している企業を選んで行う投資をESG投資という。
「王子マテリア名寄工場が2年後に生産停止」というニュースをESG投資の各側面から見るとどうなるだろうか。
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