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祝アナログ化!Syrup16gのDelayedeadのアナログのデキを確かめよう


はじめに

いやー寒くなってきたと思ったら丁度良くなって一安心ですね。
やっぱり季節はゆるやかに巡ってほしいですよね。
今年こそは紅葉のチャンスを逃したくないと思ってます。

いやいや、そんなことは置いといて年一のシロップのアナログがちょうど今日発売されましたね。
僕はライブに参戦してたので11月2日に手に入れておりました!エッヘン。
ファンとしてはさっさと全部出してほしいのですが、まぁ色々とあると思いますのでその辺は置いておきましょう。

なぜデキを確かめるのかというとですね・・・。
ライブで先行発売されると聴いてレコードキチの僕としては喜んで長蛇の列を待っていました。
グッズを買ってホクホク顔の方達を見ているとアナログを買っている人が全然いない・・・!?って思ったからです。
今回の物販の目玉だろ?
習字TシャツとパーカーとロンTはオマケで、アナログ買ってナンボだろ?
もしかして、シロップファンはレコードに興味ある人があまりいないのではないか?
レコードで聴くシロップって最高だよと伝えたい。
ちゃんと作ってあって買っても大丈夫だよと伝えたい。

そんなおせっかいな気持ちの記事です。

アイテム紹介

ジャケット

表はこんな感じです。

飛行機カッコイイ

まずダブルジャケットってのがいいっすよね。
紙の厚さは標準的ですが造りは丁寧だと思います。
ジャケ写はやはりCD版と比べると若干ザラっとした感じですが、色味が少ないのと、アップスケールが上手くいったのかそこまでザラついてないです。
逆に飛行機のテクスチャが強調されて質感アップな気もしますね。

裏はこんな感じです。

書き文字なんかいいよね

バーコードを外袋にシールで貼ってあって、ジャケットに印字してないのは最高にナイスな仕事です。
オリジナルと違うのは下部の直筆の曲目ですね。
なんか五十嵐(敬称略)の書き文字って雰囲気あるよね。
字は人を表すとしたらこんな感じの人ってことになる。
僕はこの字はカワイイと思ってます。
習字Tとは違った味わいがありますよね。

お次は中ジャケ
とてもシンプル。
写真のカッコよさだけで勝負。
ボリュームペダルに飛行機が乗ってる写真がとても好き。
ペダルはKORGかな?違うかもしれん。
ちょうどいいサイズ感。

ペダルに乗ってる飛行機カッコイイ

続いて歌詞カードです
歌詞部分は直筆の歌詞とライナーノーツが掲載されていますが、それは買ってからのお楽しみだと思うので載せませんのであしからず。

優雅に飛んでて
事故ってる

元々飛行機のプラモを作ってぶっこわす写真を撮影してアートワークにする計画だったみたいなので初志貫徹していますね。
フェスの時に飛行機を持って撮影してて何してるんだろ?ってみんな思ってたのはいい思い出ですね。
ちなみに恒例の金光さんが書いているライナーノーツは、当時の裏話的なのがいつも出てきて面白くて興味深いのでずっと書いてほしい。
とても愛されてるなぁってほっこりします。

レコード盤

そして本体のレコード盤ですね。
ラベルの色はジャケと合わせてのブラックに白文字です。
そして、盤の仕様としては標準的な重さの仕様です。
大体130g~140gくらいです。
なんとなく持った感じは140ぐらいかなと。

直筆書き文字は他の所と一緒ですね。

シンプル


いつもどう写すか悩む

盤の端の仕様はソリッドでグルーヴガードがないタイプです。
仕様としては標準的ですが、ホコリが付きにくいなと思ったので、素材としてはちゃんとしたのを使ってそうですというのを付け加えておきます。

音質について

あくまでも僕の環境での話というのと、アナログ化に際してこういうことをしましたみたいな発表はされていないので、これから書く文章の全てが妄想かもしれないという事をお断りしておきます。

今回のアナログ化に際し特段ミックスが変わったということもなさそうですし、良くも悪くもCDのまんまな感じなのですが、やはりレコードの特性なのかギターの鳴りが若干まろやかに聴こえるのとベースとドラムの響きや鳴りが変わって聴こえます。
オリジナルはどちらかというとギターの音が目立つ感じでしたが、アナログではドラムとベースの存在感が増してます。
かといって必要以上にブインブインしたり、ドコドコドンドンしてるわけではなく、正三角形のようなちょうど気持ちのいいバランスになっていると思いました。
また、曲終わりのアンプのホワイトノイズみたいなのも何となく聴き取りやすくなっている気もしたので臨場感アップというのと同時に、ある程度アナログにする際に調整自体はしっかりやられているのかなと思いました。
この作品の特徴の切れ味鋭い乾いたギターのジャキジャキ感とか、良く動くベースのブインブインが気持ちよく鳴ってくれます。
ドラムもドンドンバシバシジャンジャン鳴っていて、合わせてこれぞギターロックだなという音像になっています。

これは好きすぎて勘違いしているだけなのかもしれませんが、聴いていて唯一良い意味でアレ?と思えたのは「これで終わり」です。
明確にCDより良くなってると思ったし、なんか響き自体が変わったかなという印象を覚えました。
この曲が一番アナログ化に際して恩恵を授かった曲かなと思いました。
思うに弾きまくりの曲が多い中、余白のあるアレンジだからこそアナログ化に際した音のちょっとの変化が感じ取りやすくなっていると思います。

全体的にはCDの印象そのままの攻撃的なギターロックの音がしっかりと収録されています。
アナログだからこそのマイルドさだったり空気感も良い方に作用していて、
この作品でしか得られないシロップのハードコアなカッコイイ側面が存分に楽しめる相変わらずの傑作なので、ファンの方であればアナログでも存分に楽しめる事請け合いです。
なんてったってカッコいいジャケットがデカくなってるってだけで絶対買いだろ?(絶対ってなに?)

最後に

シロップのアナログもライブもまた来年なのかー。
寂しいなー。もうちょっとやってくれても・・・。
なんてのはファンのワガママですね。
3人とも健康で幸せに生きてもらって、カッコいい作品を作ってもらって、カッコいいライブをしてもらって、僕はいつまでもそれを買ったり観たりして楽しみたい。

バンドからのまたの知らせを楽しみに待っております。

おしまい。

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