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To do リスト改め、ごきげんリスト


「やれ!Do it!!」

って言われてる感じがするから、To do リストは嫌いだ。

勉強しようと思っている時に、
「まだ勉強始めてへんの?」ってオカンから言われたら、
「今やろうと思ってたのに!」とプンスカしてしまう。
そんな感覚。

第一、自分の人生なのだから、時間をどう使おうと(ある程度)自由。
(勤務時間中など、一部例外はあり。)

休みの日や、余暇の時間まで、
「やれ」に支配されるのは不愉快だ。

そう思って、To doリストなるものを避けて、
のらりくらりと気分と、多少の記憶力をもとに生きていた。

しかしまあ、忘れっぽいものだから、
「あぁ、今日〇〇に行き忘れてしまった」
なんて思って、後から後悔をすることも少なくない。

最近は以前と比べ目標らしきものもあるので、
それに向かって時間を使いたい、という考えも多少ある。
(健康でありたいとかそういうことだったりするけれど。)

なので、もう一度 To doリストなるものに向き合ってみたのだけれど、
やはり不快感は拭えない。

先日、似たようなことを言っているTodo嫌いさんをネット上のどこがしかで見つけた。きっと他にも五万といるだろう。

その方は、
To doリストから“やりたいことリスト”に変えてみてから、毎日が充実するようになりました!

みたいなことを言っていた。
試しに少しだけ試してみたのだけれど、どうにもしっくりこない。

なんというか、“やりたいこと”という言葉に若干の拒否反応がある。
就活の現場や、書店の平積み棚、youtubeやなんかで、散見される人気ワード。
「やりたいこと、やりたいこと、やりたいこと」
時々「うるせー!!寄ってたかって一体なんだってんだ!!!」と、中指を突き立てたくなる。

「やりたいこと」が見つからないことに、
追い詰められている就活生をしばしば見る。

これに対して明確な思想があるわけではないのが、「もう少し気楽に生きられんもんやろか」と思ったりする。
「気楽に生きよう」を意識しすぎるほどに、逆に進んでいってしまう人もいるし、気楽が肌に合わない人もいるのだろうけれど。

さておき、
自分も“やりたいウェーブ”の一端を為すのは癪だったので、やりたいことリストを作るのはやめた。

ごきげんリストで毎日なるべくごきげんに過ごす

自分に合ったええものはないかなあと考えていて思いついたのが、“ごきげんリスト”

ごきげんという言葉は結構好きだ。
なんだか語感がいいし、ポジティブかつ品がある。
それに丁寧語だからか自分をやや敬えている感じもする。
漢字表記「ご機嫌」はやや厳つく感じたので、ひらがな表記の「ごきげん」を採用。

そんなこんなで使い始めたごきげんリスト。
ひょっとすると1週間後には使ってないかもしれないし、名前が変わってるかもしれない。
使う日があったり、なかったりしてもよいかなとも思っている。リストやなんかから一切解放されて生きる日もやっぱり必要だろう。
そうやっていきた2022年は心身そこそこ健康(当自分比)だったし、成長や進捗らしきものも感じられた。リスト使わない方法が自分には合ってるのかもしれないと思うこともある。

と言いつつ、しばらくは忘れっぽい頭を介助してもらいながら、今日も僕はなるべくごきげんにいきる。



このごきげんリストの唯一気に入らないところ

次のごきげん項目を入力しようとすると、
ToDo って薄く表示される。
しつこいな、憤慨しちゃうぞ。

薄く“ごきげん"って表示されるように改良したい。


ごきげんリストを使い始めた話でした。
一切おすすめはしなくて、やっぱり人によっては"ToDo"がしっくりくる人もいるのだろうし、“やりたいこと"がハマる人も当然いるだろう。
“わくわくリスト"とか、“ただのリスト"とか、“ハッピーリスト"とか、そういうものがハマる人もいるかもしれない。

それぞれすてきなリストに脳みそをアウトソースできるといいですね。
あと時々はリストから解放されて過ごすのもいかがでしょうか。


失礼しました。

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