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#40 3ヶ月間のマレーシア生活を振り返る

7月も残すところ1週間。
僕がマレーシアに出向に来てからもうすぐで3ヶ月が経とうとしている。今回の出向は1年間ちょうどの予定なので、今月末で4分の1が終わってしまうことになる。

今のところマレーシアは便利で非常に住みやすい国だと感じているが、「日本に帰りたくない」なんて気持ちは1ミリもない。ホームシックな訳ではないが、ぶっちゃけ普通に帰りたいとは思う。

住居はコンドミニアム(日本でいうところのタワマン)をタダで借りられているし、専属のドライバーも付いているので運転する必要もなく、全くもって優雅な暮らしである。こんな生活をしていて、一体なぜ日本に帰りたいという気持ちが芽生えるのか、と不思議に思う人もいるかもしれない。僕はそんな疑問に対する答えを述べるために今回の記事を執筆している。

結論から言ってしまうと、僕が「日本にちょっと帰りたいな」と思っているのは、仕事が絶妙に楽しくないからだ。ついでにもうひとつ言うと、毎日の拘束時間が長いから。

まずはひとつ目の仕事の内容について。
僕はこの1年間はあくまでも「研修」という位置づけで海外に来ているため、仕事に対してそこまで責任を付与されていない。したがって、裁量権もほとんど与えられておらず、主な業務といえばローカルメンバーの教育やサポートくらい。

もちろん彼らとのコミュニケーションは楽しいし勉強になることも多いが、さすがにこれだけだと物足りない。全く仕事をしている感がないのである。そのくせ拘束時間は長いので暇な時間も多くなる。

最近の悩みは「どうやってこの暇な時間を潰そうか」といった調子だ。その悩みの解決策としてこの記事の執筆が進められている訳なんだが。

次はふたつ目の拘束時間について。
マレーシアの朝は早い。会社での体操は7:30~始まるのだが、朝の渋滞に巻き込まれると遅刻してしまうため、7:00くらいに出勤していないといけないのだ。それ故に毎朝6:00に起きねばならんし、夜もボスの話が長くて退勤するのは大体19:00くらいにはなる。毎日12時間も会社にいたくないぜ、という気持ちで一杯だ。

しかも就業時間として記録できるのは7:45~のため、毎朝45分のサービス残業を積み重ねているわけだ。日本ではほとんどサービス残業をしなかった僕からすると、これはあり得ない事態である。

朝が早いといっても夜は早く寝たくないし、毎日眠い状態で暇な時間をやり繰りせねばならない。あとは休日出勤をしても、その振り替えとして休みが貰えないのも嫌だな。日本だったら土日出勤するなら代わりに平日休みを作れた。しかしこの国では土日出勤すると、貴重な休日がシンプルに減るだけだ。休日手当などは特に貰えていない。

普段は英語でペラペラっと喋ってあとはゆっくりしているだけで金が貰えるので仕事のコスパとしては最高なのだが、いかんせん面白くない。僕はもっと汗だくでドロドロになりながらボロ物件と格闘したいよ。。そっちの方が2万倍くらい面白い。僕はサラリーマンの世界で出世したいわけではなくて、もっと家賃収入を増やしていきたいのだ。

といった感じでマレーシアでの仕事は絶妙に面白くないが、海外水準の給与と日本に置いてある不動産からの家賃収入で金はどんどん貯まっていくので、まあよしとしよう。

残りの9か月間で思い切り海外生活を満喫して、日本に帰ってから副業に対する熱を爆発させることにする。

以上

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