僕のこと

名前の由来

なすと言うのは本名ではなく、平家物語「扇の的」の那須与一から来ている。この名前を使ってもう13年近く経っている。2ちゃんねるのなんでも実況VIPという板でネットラジオをしていた時に名乗ったのがはじめだった。中学生の時、MDコンポでたまたま聴いたことをきっかけにAMラジオの魅力にとりつかれて、毎日オールナイトニッポンを聴いていた。ラジオはテレビよりもユルい。T.M.Revolutionの西川貴教さん、俳優の福山雅治さんなどがテレビでは見せない一面を見せ、リスナーとの距離が近く、声だけでこんなに楽しいなんてラジオは素晴らしいと思っていた。

中学・高校時代

中学生の頃は夜22時からのラジオを聴きながら寝ていたが、高校生の頃になると深夜1時からも聴いた。お陰で毎日寝坊して遅刻と戦う毎日だった。確か中学は遅刻、欠席なしで皆勤賞だったが、高校は欠席なしだが遅刻の累積で皆勤賞は逃した。このような感じなので高校の授業中はほぼ寝ていて授業なんて聞いていなかったので先生にどつかれることも多々あって、成績もかなり悪かった。授業で睡眠を十分とったあとは、毎日部活をしていた。残念ながら運動神経がないので中学、高校とも運動部だったが大した活躍もせずにいた。

あるときに自分に何の取り柄もないことに気づいた。このままだといけないと思って、一応勉強はしてみたものの要領が悪く、受けた大学は一校を除いて全て落ちた。センター利用入試だったものだから、学校にも行ったことがない。一応見に行くかと思って、都内のその大学の校門に行ったところ派手な髪色のチャラチャラした男女が出てきて一気に行く気が冷めてしまった。今思い返すと、あのまま行ってしまっていたら何の頑張りもなく、無気力な大人になっていただろうと思う。

大学受験

周囲の反対を押し切って浪人生活が始まる。心を入れ替えて勉強したので国立も旧帝大以外は大体行けるくらいの学力にはなった。しかし、良くないことにネットラジオの存在を知ってしまった。素人でもこんなに面白いことが出来るのかと夢中になって聴き始めた。僕も大学に行ったら2ちゃんねるでラジオをしよう。そう心に決めたが、サブカル知識皆無の自分には2ちゃんねるで話題になっていることの何が面白いのかが分からなかった。話くらいは合うようにしようと、当時流行っていた涼宮ハルヒの憂鬱やローゼンメイデン、創聖のアクエリオン、ひぐらしのなく頃に、東方Projectなど片っ端からリサーチした。

運悪いことに高校時代の友人がこの分野に詳しかった。現役で大学に行った彼が地元に帰ってきたので、関心があるというとよくぞ言ってくれたと言わんばかりにCD-Rに焼いた大量のアニソンや漫画、ゲームを貸してくれた。まんまと彼の策略にハマって、話題を合わせるためにリサーチするどころか、ミイラ取りがミイラになってしまった。このあたりの漫画、ゲームの話も色々と話せるが今回は割愛する。

志望校については無理だとは思っていたが、大阪大学か一橋大学に行きたいと思って勉強していたが、やはり付け焼き刃の勉強と元々の地頭が良くなかったのか、それともサブカルに気を取られたか分からないが志望校には行けなかった。行きたいと微塵も思っていなかった大学へと不本意に入学する。だが、この経験は今では大きな糧となっている。4年間へそを曲げていたわけではなく、不本意ではあるが前向きに生きようとそういう気持ちに人生で初めてなれた気がする。

大学時代

大学ではネットラジオの配信をしたり、アニメを見るなどすっかりオタクと化していたので、朝方に寝てお昼頃に大学に行き、好きな講義だけ出て、そのあとサークルに参加するという自堕落な学生だった。一部を除き、隠れオタクで通していたのだが、たぶん隠れてはいなかったのだろう。大学の講義は面白いものは真面目に聴いていた。今でも経営学、心理学、哲学、経済思想などの授業は大変面白かったと記憶している。

就職活動をしたのはリーマンショックの後だった。厳しかった。まず文系採用しないという企業が結構あった。加えて、先ほども書いたような自堕落学生で、大学時代もさまざまなタイプの友人に恵まれていたが、口は達者だが相手の話はめっぽう聴かないタイプのコミュ障だったので就職活動の面接にはだいぶ苦労した。先輩からも「就活は恋愛と同じで相性の問題さ」などど毒にも薬にもならないアドバイスを受け、いったいどうしたら良いんだと困り果てていた。

社会人になって

運よく現在の会社とは相性が合ったのか、入社することが出来た。問題が多すぎて嫌気がさしているのでもうそろそろ辞めたいとは思っているが、自分を拾ってくれた当時の経営者には感謝している。口は達者なコミュ障もある程度社会の波で揉まれてちょっとはマシになったと思う。仕事自体は企画という仕事が性に合ったのか、コロナ以前はずっと会社から与えられた目標以上の成果も出せて、自分で言うのも何だが顧客からも社内からも成果の出せる人になったと思っている。

noteを始めたきっかけ

社会人になってからも、学生の時分から無類の酒好きであることが功を奏して、交友関係は公私ともに充実していた。しかし、このたびの新型コロナで、仕事量も減り、趣味だった旅行も外食も出来ないこととなった。自分と向き合う時間が増えたときに、学生時代にはmixiで毎日日記を書いていて、それが幾分か内省に繋がっていたことを思い出した。それがきっかけでnoteを始めることになる。

このnoteでは自分のフィルター機能を高めたいと思っている。どういうことかというと、ある現象を自分というフィルターを通したときに、どう見えるか、変化するかを追求したいと思っている。本でも出来事でも良い。それが自分にとっての内省にもなるし、企画を生業とする僕自身の更なる価値向上に繋がると考えている。

最後に

最後に僕の関心事と出来ることについて簡単に紹介したい。関心事:経済、経営、哲学など人間に関する物事。出来ること:やりたいことを言語化する、問題を見つける、情報を整理する、伝える、実行すること。そして美味しいお店の情報発信。

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