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happy esports

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日本のeスポーツシーンをマーケティング視点で考察した記事のまとめ。 eスポーツを仕事や事業にしている/したいとき、マーケティングで活用したいとき、あるいは投資したいときにも役立ち… もっと読む
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#ブランディング

マガジン「happy esports」とは?

国内のeスポーツシーンについてマーケティング目線で考察している個人メディア、「happy esports」の運営をしている謎部えむです。この記事では初めて来てくださった方のために、弊誌の紹介をしています。 どういったコンセプトで運営しているのか。 どういう記事を掲載しているのか。 どんな読者がいるのか。 そうしたことをまとめました。どういう内容の記事があるのかも一覧しているので、記事を探すときに参考にしていただければと思います。 ここで紹介している以外の記事もありますの

中高生でも分かる「ブランド」のこと──自分らしさを表現するパートナーとして

最近僕は「eスポーツブランド研究家」をあえて名乗っています。eスポーツシーンにおけるブランドの潮流や動向に興味があってのことです。 eスポーツに広く関心が持たれているおかげでTwitterのフォロワーも少し増えているんですが、プロフィールを見ると中高生が(存外)多いことに驚かされます。 そこで思ったわけです、「中高生ってブランドの意味が分かるのか? もしかしてこの肩書きはまったく通じていないのでは?」と。 常日頃からビジネスや仕事に携わっているわけではない、自由に使える

どれも一緒に見えるゲーミングPC、OMENが新たに取り組むリブランディングの狙いとは

日本の家電メーカーが隆盛を誇った輝かしい時代を覚えている人はもう少ないかもしれない。SONYを始めいくつかの企業は持ち直して成長し、はたまたいくつかの企業は長らく低迷が続いている。 Appleを旗手とする海外メーカーが世界中の市場をかっさらっていったのは、そのブランド力によってだと言われている。スタイリッシュで、クールで、先進的で、革新的なブランドの前に国内メーカーは太刀打ちできなかった。 では、なぜ国内メーカーはかつて世界を席巻できたのか? 強みとしていたのは高品質な技

「ゲームで強いこと」に価値を作る──Rush Gamingがラフォーレ原宿に出店した意義

どんな象徴的な出来事も、それが書き継がれなければ歴史には残らない。また、当時どれほど偉大だった人物も、間違った評価とともに書き記されれば稀代のうつけ者として歴史に残ってしまう。 だから、たとえその場が管理者の指先1つで歪曲・消滅してしまう電子媒体であったとしても、物事をきちんと価値づけてテキストに残すことには意味がある。一般に、この行為は批評と呼ばれる。 ということで、ここでは日本のeスポーツ史において重要な里程標となったある出来事について最大限の力を振り絞って批評してい