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「駆け出しエンジニア」の転職方法が脳死すぎる

スタートアップにてソフトウェアエンジニアとして、
シャキシャキ開発をしているnasと申します。
Goが大好きです。

社会人4年目、エンジニアとしては3年目になります。

現在は、
開発仕様の策定、
バックエンドの開発、
クラウドインフラの構築や
応募者の面接まで行っています。

Twitterで「駆け出しエンジニア」を見るたびに色々思うところがあります。
私自身も他職種からエンジニアにキャリアチェンジをした、
「駆け出しエンジニア」なので。

2年しかエンジニアやってないのに偉そうにすいません。

前習えでスクールに通いRailsエンジニアになるのも良いですが、
スクールに通わずに本当に行きたい会社に入る方法を、
私の実体験を踏まえながら紹介します。
(もちろんRailsを否定しているわけではない)

これからエンジニアになろうと思っている方々の一助となったら幸いです。

私の経験に偏るのでWeb系自社開発サーバーサイドエンジニアの一例として読んでください。



まず入っちゃう

結論が早すぎますが、
私はこれです。

スクールに行かずにいきなり転職です。

とにかくお金をもらいながら、
技術を身につける。

私はお金がなかったので、
スクール代も無職期間もなるべくゼロにしたかったというのが理由です。

でもそもそも雇ってくれるのか? と思いますよね。

私自身も雇ってくれないだろうなあと思ってました。

なので、とにかく経験と最低限の生活水準が保てる企業を目指しました。

必須条件は下記です。

1. 前職から大幅な給与減がない

2. 比較的小規模(50人程度まで?)

3.客先常駐でない受託

これだけにしました。

1. 前職から大幅な給与減がない

これは重要です。一度下がった給与を上げていくのは至難の業です。
スタートアップでも1年で100万円程度が最大だと思います。

私は新卒二年目で転職したのでこの条件は比較的容易いものでした。

2. 比較的小規模(50人程度まで?)

大規模な会社だとエンジニア同士の繋がりがチーム内で閉じることが多いと思います。
存在さえ知らないエンジニアがいることも珍しくないはずです。
そのため、
せっかく社内にロールモデルがいても直接話す機会を作るのが難しいです。
しかし、比較的小規模の会社だとチームをまたいだ交流も簡単です。

私は別チームに尊敬できるエンジニアの先輩がいましたが、
50 - 60人程度の会社だったので、
直接コンタクトを取り、
先輩の趣味プロダクトの開発に参加
させてもらえました。

3.客先常駐でない受託

これは結構こだわりました。社内で受託。

客先常駐でない理由は、社内との関係が希薄になるのを避けるためです。2にもつながってきます。は、社内との関係が希薄になるのを避けるためです。2にもつながってきます。

受託の理由複数の開発環境、開発物、言語を学習するためです。自社開発ではなかなか難しいはずです。


これら3つの条件で転職活動をしました。(あと、私服とか朝遅いとかも)

そもそも未経験、勉強もしてないのに転職できるのか

結論から言うとその人によります
未経験の場合、
経験がない以上ため、コミュ力や学歴(文系卒でもどこの大学か)などの
ウェイトが大きくなります。
もしも、自分自身では無理だろうなと思うなら大人しくスクールに通うのもありですが、
履歴書を送るのは無料で、ペナルティもありません
ノーリスクでリターンがある可能性があるわけです。
まずはやってみることをおすすめします。

私は履歴書を送ってすべて落ちてしまったらスクールに行こうと思っていました。

仮に面接まで行けた場合は、
図々しくアドバイスをもらうことも可能です。

私はお祈りメールにリプライで理由と以後の改善できるところを聞いたりしてました。

転職サイトはGreenを使いました。
イケイケ自社開発というより私が望んだ中堅受託開発企業が多い気がしました。

社内のリソースをフルに活用する

ロールモデルを作る

環境がもしも良くなくても、
優秀なエンジニアは必ず一人はいるはずです。
その人にわからないことを聞いたりや、
アドバイスをもらったり、
おすすめの書籍を教えてもらったり、
どんなふうに開発しているか見せてもらったり。

頼りになる人を一人見つけてどんどん技術、
知識を身につけていきましょう。

私の場合は、
前述した通り、
先輩にお願いして、
個人開発プロダクトに参加させてもらいました。
(しかもペアプログラミングで!)

どんなふうに考えて、
どんなふうに手を動かしているのか、
かなり勉強になります。

配属されたチームでも、
モブプログラミングをお願いしてやってもらっていました。

技術書棚を活用する

技術書の本棚はかなり活用していました。
ソフトウェア開発を行う企業には技術書の本棚が必ずあるはずです。
そこから本来買うはずだった本を手当り次第に借りて読んでいきましょう。(読みたかった本が無かったら申請!)
これは買うべきだなと言う本は読んでから判断して買っていました。

勉強会は必ず参加する

自分の興味のない範囲でも参加できるものは参加すべきです。
自分の守備範囲を広げる効果もありますし、
そこで他のチームの人と交流もできます。
私はコンピュータ・サイエンスの学位を持っていないですが、
実際に大学で講義をされているエンジニアの講義が毎週行われていました。面接の際に勉強会等について確認してみても良いと思います。

全身全霊で勉強する

当たり前ですね。

下の画像は2019年の実際に私がコミットした履歴です。
そこそこコミットしていると思います。

スクリーンショット 2020-10-15 18.59.33


GitHubの草をどんどんはやしていきましょう。
わからないところを質問する環境は社内の誰かに臆せず聞きまくる!
何か本の中のソースコードを写経するという際もリポジトリを作ってコミットしていきましょう。
モチベーションの維持にきっとつながるはずです。
あとでこれが効いてきます。

勉強、勉強、勉強、そして勉強、さらに勉強です。

本当に行きたい環境に行く準備をする

ここからが本番です。
複数のプロジェクトで開発の経験を積み、
勉強も徹底的にやってきました。
きっとわからないことが一度に複数あるという状況が減り、
独力で開発ができるようになっているはずです。
転職です。

私はエンジニア歴1年で転職しました。
お世話になりました!

右手には職務経歴書に自信を持って書ける複数のプロジェクト経験
左手にはあなたが学んできたことや、
実力を示すためのポートフォリオとしてのGitHub。
これらがもう手の中にあります。

胸を張って行きましょう。

2回目の転職の条件として私が上げたのは

1. 開発言語 Go
2. 自社開発
3. SaaS

という条件です。
無事転職できました。
もちろん給与面もクリアしています。

二回目の転職はWantedlyを使用していました。
Go x 自社開発の企業が多い気がします。

バカみたいですが、
使っている技術が同じでもBtoBの企業の方が、
応募が少ない傾向があるようなので狙い目です。

おわり

参考になる人とならない人がいるかと思います。
もしかしたら、
私がキャリアチェンジをした2年前と状況が変わっている気もします。

しかし、かなり恵まれた環境に身を置けているのではないかと思うので、
今悩んでいる誰かのヒントになると良いなと思っています。

Happy Hacking!

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